「デジタル・フォレンジック」の普及・促進を図り健全なIT社会の実現に貢献する
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第13期

第448号コラム「バグハンティングと大学でのセキュリティ人材育成」

石井 徹哉 理事(千葉大学 副学長、大学院専門法務研究科 教授)
サーバやサーバアプリケーションの脆弱性について、セキュリティ上の問題を発見し、解消していくことが必要とされています。大学、とりわけ国立大学の場合、これまで比較的自由に情報ネットワーク、情報システムを構築できたため、組織的に情報セキュリティの対策がなされてこなかった経緯もあり、外部に公開しているサーバ等について多種多様な脆弱性がありうるにも関わらず、脆弱性の調査・検査を十分に実施する体制はできていない状況です。

第447号コラム「事務局便り」

IDF事務局
平素より大変お世話になっております。IDF事務局員の礒部と申します。 IDF活動もお陰をもちまして第13期の最終四半期を迎えました。デジタル・フォレンジックの普及・啓発のための講演会、研究、出版や資料公開等といった活動を通じて、次第にデジタル・フォレンジックが社会の各分野へ浸透し、実用化されて参りました。これもひとえにIDF会員の皆様の日々のご参加、ご支援によるものと心より感謝しております。

第446号コラム「集団的消費者被害回復裁判手続のデジタル化」

町村 泰貴 理事(北海道大学大学院 法学研究科 教授)
 2016年10月から、日本版クラスアクションとも呼ばれる新しい制度が施行された。これは、例えば有名メーカーの製品を格安で販売すると偽って多数の消費者にニセモノを販売した場合のように、多数の消費者が共通の原因により受けた被害を、消費者団体が裁判で取り返すという手続である。

第445号コラム「新しい年を迎えて」

佐々木 良一 会長(東京電機大学 未来科学部 情報メディア学科 教授)
皆様、2017年あけましておめでとうございます。デジタル・フォレンジックも本格的実用段階に入り、ご存じのようにいろいろな局面で利用されています。例えば標的型攻撃や、内部不正などの、インシデントレスポンスの一環でデジタル・フォレンジックが使われることが多くなっています。ここでは、民間のフォレンジック専門業者がデジタル・フォレンジックを使うだけでなく、セキュリティ関連技術者がデジタル・フォレンジックを適用する機会が増えてきているように思います。

第444号コラム「2016年デジタル・フォレンジック研究会の活動を振り返って」

安冨 潔 副会長(慶應義塾大学 名誉教授、弁護士)
情報システム及び情報ネットワークが進展し、さまざまなモノがネットワークでつながり、大量の情報が収集・蓄積・利用され、人工知能による情報処理が普及していくことが今後の社会に想定されます。情報システム及び情報ネットワークに無謬はありません。可能な限りの安全対策を施した情報システム及び情報ネットワークが実装されなければならないでしょう。しかし、技術的な安全対策だけでは、サイバー社会の安全・安心を実現することはできません。そのためにデジタル・フォレンジックがどのような役割を果たすべきなのか、これは重要な課題のひとつといえるでしょう。

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