デジタル・フォレンジック研究会 沿革
歴代会長
在任期間 | 氏 名 | |
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初代会長 | 2004年~2011年 | 辻井 重男 |
第二代 | 2011年~2017年 | 佐々木 良一 |
第三代 | 2017年~2021年 | 安冨 潔 |
第四代 | 2021年~ | 上原 哲太郎 |
沿革
西暦年 | 当研究会に関する出来事 | デジタル・フォレンジック関連の出来事 |
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2004年 (第1期) | IDF設立、辻井会長就任 | ファイル共有ソフト「Winny」の開発者.を著作権法違反幇助の容疑で逮捕 |
2005年 (第2期) | 「技術」分科会、「経営・監査」分科会、「法務・制度」分科会の3分科会を設置 | 個人情報保護法全面施行、厚生労働省「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」発行 |
2006年 (第3期) | 「デジタル・フォレンジック事典」発刊 | 公益通報者保護法施行 |
2007年 (第4期) | ||
2008年 (第5期) | コラム執筆第1号(上原哲太郎氏) 「医療」分科会設置 | |
2009年 (第6期) | 「経営・監査」と「法務・制度」の2分科会を統合し「法務・監査」分科会とする | |
2010年 (第7期) | 「実践的eディスカバリ-米国民事訴訟に備える-」発刊 「証拠保全ガイドライン」第一版公開、以降逐次改訂するべく「証拠保全ガイドライン」改訂WG設置 | |
2011年 (第8期) | 佐々木会長就任 | |
2012年 (第9期) | パソコン遠隔操作事件 | |
2013年 (第10期) | 設立10周年記念表彰式・シンポジウム | デジタル・フォレンジックに係る初めての国際規格公開、国家の機密情報を漏らした者に罰則を科す特定秘密保護法が成立、施行 |
2014年 (第11期) | 「改訂版デジタル・フォレンジック事典」発刊 「日本語処理解析評価」分科会設置 「DF人材育成」分科会設置 | |
2015年 (第12期) | ||
2016年 (第13期) | 「DF普及状況調査」WG設置 (現在休止中) | |
2017年 (第14期) | 安冨会長就任 「デジタル・フォレンジックの基礎と実践」発刊 | |
2018年 (第15期) | 設立15周年記念表彰式・シンポジウム 「法曹実務者」分科会設置 | |
2019年 (第16期) | 「基礎から学ぶデジタル・フォレンジック -入門から実務での対応まで-」発刊 「DF資格認定」WG設置 | |
2020年 (第17期) | 第1回「DF基礎資格・プロフェッショナル認定試験」の実施 | ランサムウェアによる被害が拡大 |
2021年 (第18期) | 上原会長就任 「法律実務のためのデジタル・フォレンジックとサイバーセキュリティ」発刊 「医療機関向けランサムウェア対応検討ガイダンス」公表 | コロナ禍による緊急事態宣言 デジタル庁発足、最高検察庁に「先端犯罪捜査ユニット(JPEC)」発足 |
2022年 (第19期) | 事務局が(株)フォーカスシステムズから独立し現在地に移転、独立収支運営を開始、20期からの会費値上げ決定 | ランサムウェア攻撃被害230件、警察庁に「サイバー警察局」関東管区警察局に「サイバー特別捜査隊」発足 |
2023年 (第20期) | 総会で事務局長が丸谷氏から植草氏に交代 「医療」分科会を「ヘルスケア」分科会と改称 DF経済安全保障提言WGを設置 20周年記念式典を実施 | 名古屋港がランサムウェアに感染しコンテナ搬出・搬入ストップ |
2024年 (第21期) | 「訴訟データの証拠開示プロセスにおいて機微情報の国外流出(懸念国等)を防ぐための提言」公表 「『医療情報システムの契約における当事者間の役割分担等に関する確認表』の利用手引」公表 「証拠保全ガイドライン 第10版」公表 「若手活動」WGを設置 | 生成AIの性能が飛躍的に向上し、なりすましやフェイクに利用される KADOKAWAグループへのランサムウエア攻撃によりニコニコ動画などが長期間サービス停止 |