師走も迫り、年末の慌ただしさ増してゆく時期となり、いよいよコミュニティ本番迄、10日余となりました。メールマガジン第8号をお送りさせて頂きます。

今回は、12/12(火)13:10~13:30に実施致します「デジタル・フォレンジック優秀若手研究者表彰」についてご紹介致します。

「デジタル・フォレンジック優秀若手研究者表彰」は、デジタル・フォレンジック研究の活性化を目的として、デジタル・フォレンジックに関する優れた若手研究者を表彰するために、今期(第14期)に初めて設けられたもので、下記の要領で受賞者の選定を行いました。今後も毎期同様の手順で選定を行い、デジタル・フォレンジック・コミュニティの場で表彰式を実施して参ります。

【表彰規定ご紹介】
1 IDF理事会が選定委員会を設置し、理事の中から選定委員長を任命する。
2 選定委員長は、選定委員(複数名)を指名する。
3 選定委員会は、デジタル・フォレンジックに関する優れた若手研究者を理事会に推薦し、理事会承認後、当該研究者の表彰を実施する。
4 表彰対象者の推薦
デジタル・フォレンジック研究会理事は、その年に実施された学会発表や掲載された学会論文等の筆頭者を対象とし、その年の10月末までに表彰候補者名、対象となる学会発表テーマまたは論文名及び500字以内の推薦理由を記述した推薦書を用いて表彰候補者を推薦する。
尚、表彰を実施するにあたっては事前に表彰候補者本人の承諾を得るものとする。
5 表彰区分
(1)最優秀表彰者
①選定委員会は、表彰候補者の中から最優秀若手研究者1名を選定する。
②受賞者には、「表彰状(最優秀賞)」と「賞金」5万円を授与する。
(2)優秀表彰者
①選定委員会は、優秀若手研究者を複数名選定することができる。
②受賞者には、「表彰状(優秀賞)」を授与する。
6 表彰対象者の年齢制限
表彰候補者は表彰の時点で40未満とする。

今年の選定委員長は、佐々木 良一 理事、選定委員は、辻井 重男 理事、上原 哲太郎 理事、佐藤 慶浩 理事、湯淺 墾道 理事、小向 太郎 理事でした。

今回受賞された方は、下記となります。

最優秀賞:前田 恭幸(まえだ やすゆき)様
(情報セキュリティ大学院大学 情報セキュリティ研究科 博士課程)
「刑事訴訟におけるデジタル・フォレンジックツールの課題」

優秀賞 :
時松 勇介(ときまつ ゆうすけ)様
(岡山大学 大学院自然科学研究科 電子情報システム工学専攻)
「プロセスの複製による可用性を考慮したライブフォレンジック手法のマルチコア対応と評価」

島川 貴裕(しまかわ たかひろ)様
(東京電機大学大学院 未来科学研究科 情報メディア学専攻)
「標的型攻撃に対する知的ネットワークフォレンジックシステムLIFTの開発と機能拡張」

尾崎 愛美(おざき あいみ)様
(慶應義塾大学大学院 法学研究科 公法学専攻 後期博士課程)
「装着型GPS捜査とプライバシー」

受賞された方々にお祝い申し上げ、益々のDF研究の深化と拡大を期待致します。
また、表彰式では、コミュニティ参加者の皆様と共に受賞をお慶びしたいと思います。

以上

デジタル・フォレンジック・コミュニティ2017ご案内ページ

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