第125号コラム「テレワークの普及とセキュリティ」
第125号コラム: 藤村 明子 幹事(NTT情報流通プラットフォーム研究所)
題:「テレワークの普及とセキュリティ」
今回は、テレワークとそのセキュリティ課題をテーマに書きたいと思います。
近年、ICTを使った働き方の多様化が進んでいます。『毎日、一定のオフィスに出勤して、働いて、帰宅する』という従来のモデルとは異なる働き方をされる方が徐々に増えています。こうしたオフィス以外の場所での働き方のうちICTを活用したものを「テレワーク」と呼称します。現在は総務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省が軸となって『2015年までに在宅型テレワーカーを700 万人とする』という目標が掲げられています。
テレワークが普及すると、組織にとってもメリットがあるといわれています。仕事の生産性・効率性の向上、通勤やオフィスのコスト削減、通勤に関する肉体的・精神的負担の軽減、仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の促進などが主な点です。また、社会的要請として、環境負荷削減や、育児・介護に従事する者、身体障害者、高齢者等の労働機会の増加による経済効果にも期待が集まっています。
