虫の音に秋の訪れを感じる季節となりましたが、皆様におかれましてはお変わりありませんでしょうか。

本日は、メールマガジン第3号をお送りさせて頂きます。

今回は、コミュニティ2019プログラムの概要(2日目)をご紹介致します。
次回メルマガ第4号では、ポイント申請につきましてお知らせ致します。

また、今後も逐次、最新情報をご案内致します。

尚、コミュニティへのご協賛、ご参加申込も随時受付けております。
皆様のお申込をお待ちしております。

デジタル・フォレンジック・コミュニティ2019ご案内ページ

<プログラム 2日目>

□■■ 2019年12月10日(火) ■■□

1 講演4 9:10~10:00(50分)
講師:坂 明 氏(公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 CISO)
演題:「2020を取り巻くサイバー脅威の状況と対応」
概要:開催が目前となった東京2020大会。大会の成功に向け、安全確保のためのさまざまな活動も進められています。サイバーセキュリティ分野でもさまざまな取組みが行われています。ここでは、同大会に関連するサイバー脅威について検討するとともに、こうした取組みについて概観したいと思います。

2 DF若手研究者表彰式 10:10~10:40(30分)
DF研究の活性化を目的として、DFに関する優れた若手研究者を表彰するもので今回で3回目の実施となります。

3 講演5 10:40~11:30(50分)
講師:江口 清貴 氏(LINE株式会社 執行役員 公共政策・CSR担当)
演題:「e-KYCにおける本人確認」
概要:LINEでは今夏からLINE Payにおける本人確認手段としてe-KYCを採用していますが、このようなAI技術を駆使した本人確認手段はさらに他の領域での活用も想定されているところです。本セッションでは、当社の現状を踏まえて今後の展開や、想定される課題及びその解決策のヒントについて紹介します。

4 DF普及状況調査WEBアンケート 11:30~12:00(30分)
毎年、参加者にフォレンジックがどのくらい知られているようになったかを会場でのWEBアンケートで調査しております。ご協力を宜しくお願い致します。

5 企業プレゼン 13:10~14:00(50分)
プラチナサポーター企業による企業・製品・サービス等の紹介を行います。

6 「DF資格認定事業化について」 14:10~14:40(30分)
講師:舟橋 信 氏(認定WG座長)、上原 哲太郎 氏(試験委員長)
来期から「DF資格認定」を正式にスタート致します。今期の検討状況と模試状況及び資格区分等について報告致します。
デジタル・フォレンジック資格認定 ワーキンググループ中間報告書】もご覧下さい。

7 研究会2 14:50~16:50(120分)
テーマ:「民事訴訟手続のIT化とデジタル・フォレンジック」
概要:民事訴訟手続のIT化がいよいよ実現する見通しとなりました。これまでも民事訴訟のIT化の実証実験が行われてきましたが、サイバー攻撃が高度化している現在の環境においては、IT化にはセキュリティ問題の検討が不可欠です。外国における訴訟ITシステムに対するサイバー攻撃の事例を紹介し、わが国の民事訴訟のIT化を進める際に考慮すべき事項について検討すると共に、デジタル・フォレンジックの役割についても考えます。

【座長】湯淺 墾道 氏(情報セキュリティ大学院大学 学長補佐、情報セキュリティ研究科 教授、IDF理事)

【パネリスト】
大野 晃宏 氏(法務省 民事局 参事官)
小講演題:「民事での訴訟手続のIT化への対応」
概要:現在、政府においては、民事裁判手続等のIT化の検討が進められています。この検討におけるキーワードは、「e提出」「e事件管理」「e法廷」という「3つのe」です。そこで、この「3つのe」という観点から、民事裁判手続等のIT化の現在の検討状況や民事裁判手続の将来像などについて御説明したいと考えております。

永島 賢也 氏(東京弁護士会 副会長)
小講演題:「裁判手続のIT化と民事訴訟理論」
概要:民事訴訟法の基礎的な理念として、手続保障(適正)、公平、迅速、訴訟経済という大きく4つのものがあります。これらは、すべてがいっぺんに実現できるものではなく、むしろ、ぶつかり合っています。適正さや公平さに重点をおきすぎると、迅速性や訴訟経済性が損なわれる、という、あい反する関係にあります。これらの理念の相克と裁判手続のIT化とはどのような関係にあるのでしょうか。簡潔に語ってみたいと思います。

小澤 吉徳 氏(日本司法書士連合会 副会長)
小講演題:「日司連としての訴訟手続のIT化への対応」
概要:民事裁判のIT化に伴い、司法書士は、まず簡易裁判所における訴訟代理人として十全な対応をする必要があります。また、大きな課題とされている本人訴訟のサポートについては、これまで本人訴訟支援を行ってきた職能として、市民の裁判を受ける権利が損なわれることのないよう、様々な支援を行っていくことが期待されています。

8 閉会挨拶 16:50~17:00
佐藤 慶浩 氏 (オフィス四々十六 代表、IDF副会長)

■■ポイント対象■■
公認不正検査士(CFE)、ITコーディネータ、ISACA認定資格(CISA/CISM/CGEIT/CRISC)の継続教育ポイント(CPE)の詳細につきましては、別途メルマガにてお知らせ致します。

■■製品展示コーナー■■
珊瑚・真珠の間
9日(月)12:00~18:00/10日(火)9:30~15:00
協賛企業各社のフォレンジック製品、セキュリティ製品の展示・説明を行います。

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