秋の長雨が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

本日は、メールマガジン第3号をお送りさせて頂きます。今回は、コミュニティ2020プログラムの概要(2日目)をご紹介致します。
次回メルマガ第4号では、ポイント申請につきましてお知らせ致します。また、今後も逐次、最新情報をご案内致します。

尚、コミュニティへのご協賛、ご参加申込も随時受付けております。皆様のお申込をお待ちしております。
デジタル・フォレンジック・コミュニティ2020ご案内ページ

<プログラム 2日目>
□■■12/8(火) 会場:グランドヒル市ヶ谷 3階「瑠璃の間」■■□

講演4 09:10~10:00(50分)
講師: 清水 智 氏((一社)サイバー犯罪捜査・調査ナレッジフォーラム 代表理事)
演題: 「サイバー犯罪リスクの本質を捉えた体制構築」
概要: 昨今のサイバー犯罪被害では、過去に漏洩した情報の再利用がみられるなど、これまで正しく解決できていなかったことによる影響が顕著にみえている。そうした中、サイバー犯罪被害を受けた企業が理解すべき「正しい事件解決」とは何か、それをどのように実現するのか、そして求められる組織能力とその構築の在り方について解説します。

DF優秀若手研究者表彰式 10:10~10:40(30分)
※「デジタル・フォレンジック優秀若手研究者表彰」は、デジタル・フォレンジック研究の活性化を目的として、デジタル・フォレンジックに関する優れた若手研究者を表彰するもので、今回で4回目の実施となります。

講演5 10:40~11:30(50分)
講師: 花村 実 氏(マイクロソフト(株)サイバーセキュリティアドバイザー)
演題: 「コロナ禍のセキュリティ侵害状況と新たなIT環境構築と法整備」
概要: コロナ禍におけるテレワークの拡大に伴い、従来の物理的な場所(ネットワーク境界)を基準にしたセキュリティ対策が適用できなくなりました。また国家主導で他国の機関や企業を標的にするような国境を越えたサイバー攻撃も珍しくない状況にあり、既存の法律・枠組みだけでの対応は 困難になっています。本講演では、新しい働き方を実現するためのセキュリティ対策と国際レベルの枠組み作りや法整備の必要性について議論します。

DF普及状況調査WEBアンケート 11:30~12:00(30分)

企業プレゼン 13:15~13:50(35分)
※プラチナサポーター様によるプレゼン実施

講演6 13:50~14:40(50分)
講師: 筧 文貴 氏(内閣官房 番号制度推進室・IT総合戦略室 参事官補佐)
演題: 「デジタル基盤としてのマイナンバー制度の最近の動向」
概要: 令和2年7月17日に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2020」では、マイナンバー制度について、「国民にとって使い勝手の良いものに作り変えるため、抜本的な対策を講ずる」とされています。マイナンバー制度の概要、最近の動向、今後の見通しについて解説いたします。

研究会2 14:50~16:50(120分)
テーマ: 「民事訴訟手続のIT化とデジタル・フォレンジック」
座長: 湯淺 墾道 氏(情報セキュリティ大学院大学 副学長・教授、IDF理事)
概要: 民事訴訟のIT化について、法制審議会民事訴訟法(IT化関係)部会が発足し、数年後の実現が視野の中に入ってきた。法制審議会における検討項目の中には電子データの証拠調べについての規律が加えられており、デジタル・フォレンジックが制度化される可能性が高まってきた。そこで、民事訴訟の証拠調べにおけるデジタル・フォレンジックの規律化のあるべき姿について、技術、法制度、実務等の多様な観点から議論する。

パネリスト1: 吉峯 耕平 氏(田辺総合法律事務所 弁護士)
小講演題: 「デジタルデータの民事訴訟における取扱い」
概要: ー調整中ー

パネリスト2: 平岡   敦  氏(たつき総合法律事務所 弁護士)
小講演題: 「民事訴訟へのIT化への対応」
概要: 以下の諸問題についての問題提起と概括的な論評を行う。
・現時点におけるe-Courtの利用状況及び評価並びにセキュリティ上の課題
・来年度に予定されているe-Filingの一部導入に向けての情報システム及びセキュリティ上の課題
・民事訴訟法改正後のe-Filing本格実施時の情報システム及びセキュリティ上の課題

パネリスト3: 杉本 純子 氏(日本大学 法学部 教授)
小講演題: 「民事訴訟手続等のIT化-諸外国の現状と日本の課題-」
概要: 現在、民事訴訟手続のIT化実現に向けて、法制審において議論が行われている。すでに2020年2月よりウェブ会議システムを利用した争点整理が開始しており、日本も裁判手続のIT化に向けてスタートを切っている。しかし、諸外国と比較すると、裁判手続のIT化について日本はかなり遅れを取っていると言わざるを得ない。今回のコロナ禍においても、諸外国とのその差は顕著に表れた。本報告では、アメリカを中心とする諸外国における民事訴訟手続等のIT化の現状について紹介するとともに、IT化実現に向けた日本の課題について言及する。

閉会挨拶: 佐藤 慶浩 氏(IDF副会長、オフィス四々十六 代表)

■■参加費■■
①会場参加
[IDF会員 \10,000‐] [一般参加 \15,000‐] [学生(社会人を除く)  \5,000‐]
②オンライン参加
[IDF会員 \5,000‐]  [一般参加 \10,000‐] [学生(社会人を除く) \3,000‐]

■■ポイント対象■■
公認不正検査士(CFE)、ITコーディネータ、ISACA認定資格(CISA/CISM/CGEIT/CRISC)の継続教育ポイント(CPE)の詳細につきましては、別途メルマガにてお知らせ致します。

■■製品展示コーナー■■
珊瑚・真珠の間
7日(月)12:00~18:00/8日(火)9:30~15:00
協賛企業各社のフォレンジック製品、セキュリティ製品の展示・説明を行います。

■■IDF情報案内■■
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