落ち葉が散りゆく時節となりましたが、皆様におかれましてはお変わりありませんでしょうか。
本日は、メールマガジン臨時便をお送りさせて頂きます。今回は、メールマガジン第2号及び3号でご紹介できませんでした3名の講師をご紹介致します。今後も逐次、最新情報をご案内致します。
コミュニティへのご参加申込も随時受付けておりますので、皆様のお申込をお待ちしております。
【デジタル・フォレンジック・コミュニティ2020ご案内ページ】
<プログラム 1日目>
□■■12/7(月) 会場:グランドヒル市ヶ谷 3階「瑠璃の間」■■□
講演1 10:10~11:00(50分)
講師:佐藤 慶浩 氏(オフィス四々十六、IDF副会長)
演題:「テレワークにおけるプライバシー課題とフォレンジック」
概要:テレワークは、情報管理やIT管理の課題であるばかりではなく、労務管理の課題でもある。特に、在宅でのテレワークにおけるフォレンジックについて、従業員のプライバシーの観点でも考察してみる。
講演3 13:30~14:20(50分)
講師:河野 省二 氏(日本マイクロソフト 技術統括室 CSO)
演題:「ニューノーマル時代のSecurity Postureとは何か」
概要:リモートワークにおけるデバイス管理やアプリケーション管理は複雑さを増し、これまでのようなフォレンジック作業による根本原因分析などが困難になっています。また、攻撃分析によるインシデント発生の軽減なども限界を迎えています。最近話題になっているサイバーレジリエンス、ゼロトラスト、サイバーハイジーン、Security Postureなどのキーワードの根本にあるものを理解し、ニューノーマル時代のセキュリティ基盤のあり方について解説します。
<プログラム 2日目>
□■■12/8(火) 会場:グランドヒル市ヶ谷 3階「瑠璃の間」■■□
研究会2 14:50~16:50(120分)
パネリスト1: 吉峯 耕平 氏(田辺総合法律事務所 弁護士)
小講演題:「デジタルデータの民事訴訟における取扱い」
概要: 民事訴訟にデジタル証拠をどのように提出するかについては、コンピュータが利用されるようになってから学説の蓄積があり、現行民事訴訟法改正時にも議論があった。また、実務上は、主にデジタルデータのプリントアウトを文書として提出する、すなわち書証の手続を「借用」する形で、デジタル証拠は日常的に利用されてきた。デジタル・フォレンジックス等の専門的な解析は私鑑定(書証)や鑑定の証拠方法により提出されており、これも「借用」の一形態といえよう。
このような歴史的経緯に引きずられる形で、法制審議会の部会資料にも、概念上の混乱が見られる(無体物である「電子文書」の定義に有体物である電磁的記録概念を用いる、デジタルデータの同一性の概念が明示されていない等)。本講演では、紙の書証における原本や写しの議論や書証借用形態におけるデジタル証拠の取扱いを整理した上で、今次改正における「電子文書」「準文書」等の規律の方向につき検討を加える。
■■参加費■■
①会場参加
[IDF会員 \10,000‐] [一般参加 \15,000‐] [学生(社会人を除く) \5,000‐]
②オンライン参加
[IDF会員 \5,000‐] [一般参加 \10,000‐] [学生(社会人を除く) \3,000‐]
■■ポイント対象■■
公認不正検査士(CFE)、ITコーディネータ、ISACA認定資格(CISA/CISM/CGEIT/CRISC)の継続教育ポイント(CPE)の詳細につきましては、別途メルマガにてお知らせ致します。
■■製品展示コーナー■■
珊瑚・真珠の間
7日(月)12:00~18:00/8日(火)9:30~15:00
協賛企業各社のフォレンジック製品、セキュリティ製品の展示・説明を行います。
■■IDF情報案内■■
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