IDFの第18期活動は、コロナ禍対応という制約を受けながら各分科会やWG活動が新たな会員からの参加募集に応じた方々も交えて実施されております。また、第11回講習会もコロナ禍のため講師または実施社の事情で中止となったコースが御座いますが通常コース延べ216及び簡易トレーニングコース延べ67の昨年より多くの受講申込を頂いており、第2回DF基礎資格認定試験も東京会場と京都会場を合わせて100名を上回る受験申込を頂いております。どちらも予定通り実施致します。

さて、12月の「第18回デジタル・フォレンジック・コミュニティ2021」を12月6日(月)、12月7日(火)に定例会場のグランドヒル市ヶ谷にて、①会場参加120名、②WEB視聴参加280名定員にて開催致します。

尚、本メールはコミュニティ2021に関する情報をお知らせするメルマガの第1号となります。今後も逐次コミュニティ2021メルマガを配信し、それにより講演内容や講師の紹介等を実施して参ります。

また、本日9/1(水)より、本研究会WEBサイトへの開催情報の掲載及び参加申込の受付を開始致しました。
是非ご参照頂き、ご参加をご検討下さいますようお願い申し上げます。

デジタル・フォレンジック・コミュニティ2021ご案内ページ

第18回となります今年のテーマは以下に決定致しました。

<テーマ>
「DX時代におけるデジタル・フォレンジック」

<趣旨>
高度情報通信ネットワーク社会形成基本法に代えてデジタル社会形成基本法が制定され、デジタル庁が設置されることになりました。また、社会全体のデジタル化は新型コロナウィルス感染症対策としての一時的なものではなく本格的に推進されようとしています。それに伴い、デジタル・フォレンジックもますますその重要性を増していくと考えられます。そこで、社会のデジタル化に関する法制度改正や制度改革を概観し、デジタル社会におけるデジタル・フォレンジックの役割をあらためて検討したいと考えます。

<プログラム>

【12/6(月) 会場 グランドヒル市ヶ谷 3階「瑠璃の間」】

1 開会挨拶 10:00~10:10 上原 哲太郎 氏(実行委員長、IDF会長)

2 講演1 10:10~11:00(50分)
講師: 河原 淳平 氏(警察庁 サイバーセキュリティ・情報化審議官)
演題: 「サイバー空間の公共空間化と警察の取組」

3 講演2 11:10~12:00(50分)
講師: 上原 哲太郎 氏(立命館大学 情報工学部 教授、IDF会長)
演題: 「自治体情報システムの共同化とフォレンジックから見た課題」

4 講演3 13:30~14:20(50分)
講師: 守本 正宏 氏((株)FRONTEO 代表取締役社長)
演題: 「経済安全保障を見据えたデジタルフォレンジック体制について」

5 企業プレゼン 14:20~14:45(25分)

6 研究会1 15:00~17:00(120分)
テーマ:「民間企業が行うサイバーインテリジェンス」
座長:名和 利男 氏((株)サイバーディフェンス研究所 専務理事 兼 上級分析官、IDF理事)

パネリスト:
伊藤 一彦 氏(KELA(株) マネージング・ディレクター)
政本 憲蔵 氏(マクニカネットワークス(株) セキュリティ研究センター長)
- 他1名 調整中 -

【12/7(火) 会場 グランドヒル市ヶ谷 3階「瑠璃の間」】

7 講演4 09:30~10:20(50分)
講師: 沼田 理 氏(データ適正消去実行証明協議会 技術顧問)
演題: 「仮想化サーバにおける暗号化消去について」

8 DF優秀若手研究者表彰式 10:30~11:00(30分)

9 講演5 11:00~11:30(30分)
講師: 内藤 惣一郎 氏(最高検察庁 先端犯罪検察ユニット(JPEC) 班長検事)
演題: 「(仮)先端犯罪検察ユニット(JPEC)の活動について」

10 DF普及状況調査WEBアンケート 11:30~12:00(30分)

11 企業プレゼン 13:30~13:50(20分)

12 講演6 13:50~14:40(50分)
講師: 恩賀  一 氏(個人情報保護委員会 事務局 企画官)
演題: 「(仮)個人情報保護法改正について」

13 研究会2 14:50~16:50(120分)
テーマ:「個人情報保護法とデジタル・フォレンジック」
座長:湯淺 墾道 氏(明治大学 公共政策大学院 ガバナンス研究科 教授、IDF理事)

パネリスト:
恩賀  一 氏(個人情報保護委員会 事務局 企画官)
蔦  大輔 氏(森・濱田松本法律事務所 弁護士)
山岡 裕明 氏(八雲法律事務所 弁護士)

14 閉会挨拶 16:50~17:00 湯淺 墾道 氏(実行副委員長、IDF副会長)