第689号コラム:丸谷 俊博 理事・事務局長
題:「来期第19期に向けての準備と今期のIDF活動」
コロナ禍が続いた今年も年末迄、あと2か月余となりました。今期第18期のIDF活動もコロナ禍の制約下での活動となりましたが、お陰様にて各分科会及びW各G活動の一部を除き、ほぼ計画通りに進めてくることができております。また9月に実施した第11回IDF講習会、第2回DF基礎資格(CDFP-B)認定試験(東京、京都)も多くの受講者、受験者を得て実施することができました。これらのIDF活動を主導頂いている各主査・各幹事及びWG座長及び理事各位に感謝申し上げますと共にIDF活動にご参加頂き、支えて下さっておられます会員各位及び省庁オブザーバー各位にも厚く御礼申し上げます。そして今後も引き続き、IDF活動へのご参加とご支援をどうか宜しくお願い致します。
先ず、表題とは逆順になりますが、今期のIDF活動について記します。年内のIDFの主要活動は12月のコミュニティ2021が御座いますが、既に開催案内で示しておりますように今年も昨年と同様にコロナ禍対応のため、会場参加者数を126名迄とし、その他の参加をWEB視聴参加方式で実施致します。テーマは、「DX時代におけるデジタル・フォレンジック」とし、有益な情報と知見を得られる6つの講演と2つの研究会を実施致します。12月6日(月)及び12月7日(火)の二日間のプログラムをご確認頂き、参加申し込みがまだの方は、参加申し込みをお願い致します。コミュニティ2021の各プログラム概要につきましては、コミュニティ2021メルマガを第1号から第4号迄発信済みですのでこちらにてご確認下さい。コミュニティメルマガは、今後も逐次発信致します。
※1 「DF優秀若手研究者表彰式」と参加者にご回答頂く「DF普及状況に関するWEBアンケート」も実施致します。
※2 今回のWEB中継担当は、上原先生と上原研究室要員チームによりTeamsを使って実施する予定です。
次に、DF資格認定関連では、11月上旬に「DF実務者資格(CDFP-P)」認定用のシラバスを公開し、2022年2月に「DF実務者資格」認定<模試>(東京、京都)を第3回「DF基礎資格」認定<試験>(東京、京都)と共に実施する予定です。
※「DF実務者資格」認定の<本試験>(東京、京都)は、2022年5月頃に実施予定です。
この他、年内には、いくつかの各分科会講演会及び各WGの実施以外にコロナ禍のために実施が遅れていました新評価データと新評価基準を使った「日本語処理解析評価」を2製品に対して実施致します。また、こちらも公開が遅れており申し訳御座いませんでしたが「証拠保全ガイドライン(第9版)」をコミュニティ2021開催に合わせて公開する予定です。
そして来期第19期に向けての準備ですが、既に会員各位にお知らせしておりますようにIDF事務局は2022年2月~3月予定で所在地を移転し、4月の第19期運営から移転先での事務局業務を開始する関係から、2月及び3月の各分科会講演会やWGは、オンラインのみでの開催となる見込みです。但し、2022年2月から3月の間は、第3回「DF基礎資格」認定<試験>と「DF実務者資格」認定<模試>の実施には影響を与えないように移転関連作業を実施致します。しかしながらその他の通常活動には影響が出てくるかも知れません。この場合はご寛容頂きたくお願い致します。また、移転関連作業は、3月末迄に完結させ、2022年4月以降のIDF運営や第19期総会準備には影響を与えないように致します。
※移転先は、現在の品川区東五反田から西五反田となる予定ですが現時点では未確定(移転先調整中)です。
【寄付のお礼とお願い】
10/1(金)に会員各位へIDF事務局移転(独立化)とその後の第19期運営に備えて資金確保を行う必要があるための寄付を募らせて頂いておりますが、既に個人会員、団体会員の方々から順次ご厚志を賜っております。誠に有難く感謝しており、18年に及ぶIDF活動へのご理解と励ましを感じている次第です。尚、目標額として設定し第18期総会予算に組み込んだ700万迄はまだ不足しておりますので、会員各位及び非会員の有志の方からの寄付を引き続き募集しておりますので、どうか寄付へのご協力や寄付呼掛け(非会員の方々からの寄付も歓迎致します)をご支援下さいますようお願い致します。
※現時点では、寄付をして頂いた個人・団体への感謝表明は、HPに開設致しました【寄付者・社の芳名掲示】ページに掲載することしかできないことを申し訳なく思っておりますが、将来的には、何らかのインセンティブを寄付された個人・団体の方々に出す方向で検討してゆくことで理事会合意しております(具体化時期や内容は、来期第19期以降となります)。
今期第18期の現時点での今期のIDF活動予定及び来期第19期に向けての準備についてご説明して参りました。IDFは、引き続き社会へのDFの必要性啓発と浸透・深化に向けた活動を続けて参りますので、会員・省庁オブザーバー各位におかれましては、引き続きの諸活動へのご参加、ご支援等を宜しくお願いし、また、非会員の方々へのIDF活動のご紹介拡大をご支援下さいますようお願い致します。
【著作権は、丸谷氏に属します】