紅葉が一段と色を増す季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日は、メールマガジン第6号をお送りさせて頂きます。
今回はコミュニティ2021の2日目(12/7)10:30~11:00に実施致します「デジタル・フォレンジック優秀若手研究賞表彰」についてご紹介致します。
次回メルマガ第7号では、「配布資料ダウンロード方法」についてご紹介する予定です。
※コミュニティへの参加申込は、随時受付けております。
【デジタル・フォレンジック・コミュニティ2021開催案内ページ】
「デジタル・フォレンジック優秀若手研究賞表彰」は、デジタル・フォレンジック研究の活性化を目的として、デジタル・フォレンジックに関する優れた若手研究者を表彰するために第14期より設けられたものです。
本年度もデジタル・フォレンジック・コミュニティの場で表彰式を実施して参ります。
今回受賞された方は、下記となります。
【最優秀賞】
山岡 裕明 (やまおか ひろあき)様
八雲法律事務所 弁護士
「インターネット業務妨害に対する米国の証拠開示制度の活用」
自由と正義 72巻3号(2021年)18-22頁
【優秀賞】 ※50音順
小林 晴貴(こばやし はるき)様
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
論文執筆時:東京電機大学大学院 工学研究科 情報通信工学専攻
「Trial Development of a Cyber Risk Visualization System with Function of k-Anonymity and Compatibility with Other Organizations」
2020 IEEE 20th International Conference on Software Quality、Reliability and Security Companion (QRS-C)
松本 瞬(まつもと しゅん)様
日本電信電話株式会社
論文執筆時:電気通信大学 情報理工学研究科
「背景知識を用いて移動履歴から個人を特定する確率モデルの提案と評価」
2021年8月 情報処理学会論文誌、 Vol.62、 No.8、 pp. 1415-1425
尚、選定は下記の既定のもとで行っております。
【表彰規定ご紹介】
1 IDF理事会が選定委員会を設置し、理事の中から選定委員長を任命する。
2 選定委員長は、選定委員(複数名)を指名する。
3 選定委員会は、デジタル・フォレンジックに関する優れた若手研究者を理事会に推薦し、理事会承認後、当該研究者の表彰を実施する。
4 表彰対象者の推薦
デジタル・フォレンジック研究会理事は、その年に実施された学会発表や掲載された学会論文等の筆頭者を対象とし、その年の10月末までに表彰候補者名、対象となる学会発表テーマまたは論文名及び500字以内の推薦理由を記述した推薦書を用いて表彰候補者を推薦する。
尚、表彰を実施するにあたっては事前に表彰候補者本人の承諾を得るものとする。
5 表彰区分
(1)最優秀表彰者
①選定委員会は、表彰候補者の中から最優秀若手研究者1名を選定する。
②受賞者には、「表彰状(最優秀賞)」と「賞金」5万円を授与する。
(2)優秀表彰者
①選定委員会は、優秀若手研究者を複数名選定することができる。
②受賞者には、「表彰状(優秀賞)」を授与する。
6 表彰対象者の年齢制限
表彰候補者は表彰の時点で40歳未満とする。
今年の選定委員長は、佐々木 良一 理事、選定委員は、上原 哲太郎 会長、湯淺 墾道 副会長、辻井 重男 理事・顧問、小向 太郎 理事、佐藤 慶浩 理事でした。
改めまして、受賞された方々にお祝い申し上げ、益々のDF研究の深化と拡大を期待致します。
また、表彰式では、コミュニティ参加者の皆様と共に受賞をお慶びしたいと思います。