「法曹実務者」分科会
(各分科会の活動内容についてはこちらをご覧下さい)

■開催日時: 2024年7月26日(金)19:00~

■全体テーマ:
「情報通信研究機構(NICT)サイバーセキュリティ研究室メンバーによる講演」
講演1: 山本 貴司 氏(NICT研究技術員)
「サイバーセキュリティネクサス(CYNEX)の紹介」
講演2: 川村 慎太郎 氏(NICT研究技術員)
「サイバー攻撃観測システムの紹介」
講演3: 藤田 彬(あきら) 氏(NICT主任研究員)
「総合セキュリティアプリ『WarpDrive タチコマ・セキュリティ・エージェント』」

■講演概要:
サイバーセキュリティでは、サイバー攻撃関連データの大量収集と、データを
分析し正しく対処できる人材の育成が重要です。
わが国の国際競争力を強化し、政府機関や重要インフラ事業者等のサービスを支える
セキュリティ技術の過度な海外依存を回避する観点から、国立研究開発法人
情報通信研究機構(NICT)サイバーセキュリティ研究所のサイバーセキュリティ
研究室は、日本国内でサイバーセキュリティ情報を生成・蓄積・提供できる
環境構築の必要に基づき、サイバー攻撃のデータの大規模収集等を実施してきました。
サイバーセキュリティネクサス(CYNEX)は、膨大なデータや人材育成の知見を活用し、
産学官の結節点(ネクサス)となる先端的基盤の構築を目指して組織されました。
サイバーセキュリティ情報を国内で収集・蓄積・分析・提供するとともに、
社会全体でサイバーセキュリティ人材を育成するための共通基盤を開放することで、
日本のサイバーセキュリティの対応能力向上を目指しています。
講演1ではサイバーセキュリティ研究室及びCYNEXの活動内容を、また、講演2では
NICTが保有するサイバー攻撃観測システムをご紹介します。
講演3では、Web媒介型攻撃対策を主眼とした総合セキュリティアプリ『WarpDrive
タチコマ・セキュリティ・エージェント』の趣旨及びその狙いを詳説し、同アプリを
介して観測された事象について考察を加えます。

■講師略歴
講演1:山本 貴司 氏
NICTサイバーセキュリティ研究所サイバーセキュリティ研究室研究技術員。
山口大学工学研究科修了(1997 年)。東京電機大学
CySec国際化サイバーセキュリティ学特別コース修了(2017年)。CISSP(2019年)。
20 年近く中小企業を渡り歩き、2020年より現職。
2023 年より予備自衛官(サイバー防護隊)。
NICTではサイバーセキュリティ研究のためのインフラ整備や「Tanium」導入など
を担当。2022年より OSC 山口誘致。

講演2:川村 慎太郎 氏
NICTサイバーセキュリティ研究所サイバーセキュリティ研究室研究技術員。
SIerとして複数の企業を経験しながら、博士課程への進学を切っ掛けにNICTへ入所。
オンプレミスとクラウドサービスの運用経験から、サーバのクラウド移行や
サイバー攻撃観測システムの運用を行う。

講演3:藤田 彬(あきら)氏
NICTサイバーセキュリティ研究所サイバーセキュリティ研究室主任研究員。
横浜国立大学大学院博士課程後期修了(2012年)。博士(情報学)。
国立情報学研究所特任研究員、同特任助教、横浜国立大学先端科学高等研究院
助教を経て、2020年にNICT入所。
Webセキュリティ、IoTセキュリティ、ユーザブルセキュリティに関する研究に従事。

■定員 オンライン視聴参加 100名まで

■参加条件
IDF会員、またはその紹介による非会員の方。
※参加をご希望される非会員の方には、是非IDF入会をお勧め下さい。

■参加費 無料(要事前登録)

■お申し込みの締切り
下記期限までですが、定員に達し次第、受付を締め切ります。
7/23(火)12時最終締め切り
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