「法務・監査」分科会
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開催日時: 2024年11月11日(月)19:00~21:00
題 目 :「デジタル証拠の評価に関する裁判例(民事・刑事)」

■講師 吉峯 耕平 氏(田辺総合法律事務所 弁護士)

■講演概要
現在、ほぼ全ての訴訟においてデジタルデータに由来する証拠(メール、ウェブサイト)が用いられているといっては過言ではなく、デジタル証拠を適切に評価・使用する知識は、法曹にとって不可欠なものとなっています。他方、デジタルデータは、痕跡のない改竄が可能であるなど、紙の文書とは異なる特性があり、それに沿った取扱いと評価が必要です。
本講演では、民事訴訟・刑事訴訟におけるデジタル証拠の評価に関する裁判例を解説して、デジタル証拠に対する実務的な理解を深めます。

■講師略歴
平成17年第一東京弁護士会登録(修習58期)東京大学経済学部出身。会社法、金商法を中心とする企業法務全般、訴訟等の紛争解決業務。独禁法、下請法。刑事事件。医事法。証券訴訟における損害算定、デリバティブの時価算定が争点となる事案等、経済学的知⾒や統計分析の訴訟への応用を得意とする。第一東京弁護士会総合法律研究所IT法部会元部会長。
デジタル証拠やデジタル・フォレンジックスについての著書として、「デジタル・フォレンジックの原理・実際と証拠評価のあり方」(季刊刑事弁護第77号、2014)、「デジタル証拠で訴訟に負けないために」(Business Law Journal 9(2)、2016)、『第2版 デジタル証拠の法律実務Q&A』(日本加除出版、2023)などがある。

■定員 オンライン視聴参加 100名まで

■参加条件
IDF会員、またはその紹介による非会員の方。

■参加費 無料(要事前登録)

■お申し込みの締切り
下記期限までですが、定員に達し次第、受付を締め切ります。
11/6(水)12時最終締め切り
お申込みはこちらから

■受講証明書発行を希望される方は、参加申込フォームの受講証明書の要否欄にて「必要」を選択して下さい。

皆様のご参加申込をお待ち申し上げております。