深秋の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日は、コミュニティメールマガジン第5号として12/17(火)のプログラムを
ご紹介致します。
既にコミュニティ2013への参加申込をされている方は、同僚・知己の方への
ご紹介をお願い致します。参加申込がまだの方はお早めのお申し込みをお願い致します。
【デジタル・フォレンジック・コミュニティ2013ご案内ページ】
URL:https://digitalforensic.jp/2014/06/26/community-10-2013/
≪2日目(12月17日)≫
□■■国内事例報告■■□ 10:00~10:50
「Predictive Codingを活用した調査事例」
武田 秀樹 氏(株式会社UBIC テクノロジー部 部長)
<概要>
増え続ける電子ドキュメントの調査を効果的に行うため、弊社は初の国産
デジタル・フォレンジックソフトウェアであるLit i View Xaminerに、機械学習
により、ソフトウェアが自動的・予測的に文書の仕訳を行うPredictive Coding機能
を世界で初めて搭載した。Predictive Codingを利用した実際の調査での実例を
いくつかご紹介し、電子ドキュメント調査の未来像を探って行く。
□■■海外事例報告■■□ 11:00~12:00
「米国訴訟・調査最新事情」
藤 かえで 氏(ロープス&グレー外国法事務弁護士事務所 弁護士)
<概要>
近年日本企業が直面する数多くの知的財産権侵害訴訟及び米国司法省による
反トラスト法違反の調査等において、e-Discoveryの活用について変化・傾向
が見受けられる。本セミナーでは、その二つの分野における最近の動向について
言及する。
(1)IP訴訟:知財分野における課題およびモデル・オーダー、最近の判例に
おけるモデル・オーダーの活用
(2)米国政府による調査:Predictive Codingを活用した調査の実情
□■■分野研究■■□ 13:30~14:20
「サイバーセキュリティと医療」
中安 一幸 氏(厚生労働省 政策統括官付情報政策担当参事官室 室長補佐、
北海道大学大学院保健科学研究院 客員准教授)
<概要>
近年、医療分野では診療情報を共有・相互参照しての地域連携が盛んになりつつある。
これらに用いられるデータはプライヴァシーへの配慮のみならず、医療安全・患者
安全の観点からも厳格なデータ保護が求められることは言うまでもないが、他方で
ネットワークに接続されていない所謂「スタンドアロンの」治療機器・検査機器に関し、
ネットワーク上のそれらに比してサイバーセキュリティについて精緻に論じられて
きたかといえば、一概にそうとも言えない側面がある。
今般あらためてその点について点検することとしたため、検討の状況につき話題提供
として報じる。
□■■研究会2■■□ 14:30~17:00
「標的型攻撃に対するデジタル・フォレンジックと社会的課題」
<全体概要>
企業や組織体に対するさまざまな標的型攻撃は、今日のサイバー社会に対する重大
かつ深刻な脅威となっている。それぞれの企業や組織体にとって、標的型攻撃に
どのような防御体制を構築し、継続的な事業・事務を行うかは、社会にとって重要な
課題である。
研究会2では、標的型攻撃に対してデジタル・フォレンジックが果たす役割を踏まえて、
企業や組織体がいかに対処していくべきかを多様な観点から検討していくこととしたい。
司 会 :安冨 潔 氏(慶應義塾大学大学院 法務研究科 教授、弁護士)
パネリスト:
「企業におけるサイバー攻撃からの防御体制」
伊藤 一泰 氏(栗林運輸株式会社 監査役)
「企業における取り組み」
佐藤 慶浩 氏(日本ヒューレット・パッカード株式会社 個人情報保護対策室 室長)
「標的型事案に対する対処体制について」
西川 徹矢 氏(株式会社損害保険ジャパン 顧問、笠原総合法律事務所 弁護士)
「監査法人から見た標的型攻撃のリスクと企業における対応について」
皆山 寛之 氏(新日本有限責任監査法人)
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