「法曹実務者」分科会
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開催日時: 2023年3月15日(水)19:00~21:00
題 目 : 「フォレンジック調査員も失敗する。そのことを語ってもよいだろうか?」

■講師
砂原 圭太 氏(クオリティネット株式会社サイバーフォレンジック事業部 情報分析部部長)

■講演内容

フォレンジック調査員が保全対象デバイスの状態を仔細に把握していることは稀であり、保全作業は常に失敗の危険をはらんでいます。工場集荷時 からのデータ暗号化(Clear key)、Secure Boot、SED/Opal 準拠ドライブ、 分解困難なデバイスの普及…昨今のフォレンジック環境で調査員が直面する 課題は枚挙に暇がありません。代替的にLive 保全を行う場合でも、ガイド ラインの未整備や、OS のセキュリティ機構の存在、RAM 以外の調査上有用な アーティファクトの増加が調査員を悩ませます。
一方、保全の一回性から「データの網羅性」、「完全性」を重視してきたフォレン ジック分野において、調査員は失敗の許されない厳しい負担を強いられてもいます。
本講演では、TED でブライアン・ゴールドマン氏が行った講演「医師も失敗する。 そのことを語ってもよいだろうか?」になぞらえ、フォレンジック調査や保全の現場 において日常的に発生しうる失敗、技術的な課題や困難性について触れます。
「医師も失敗する。そのことを語ってもよいだろうか?」

■講師略歴

砂原 圭太 氏

データ復旧会社でスマートフォンのフォレンジックに携わったのを皮切りに、 10年以上に渡り、企業の内部不正調査やセキュリティ侵害事案のフォレン ジック調査業務に従事。 法執行機関や官公庁、民間企業向けフォレンジックトレーニングの講師、 フォレンジックツールのプリセールス、インシデント対応等の経験を有する。 CISSP, EnCE, GCFA, GCFE, MCFE, MCME, OSCP, RISS

■定員 オンライン視聴参加 100名迄

■参加条件
IDF会員、オブザーバー、またはその紹介による非会員の方。
※参加をご希望される非会員の方には、是非IDF入会をお勧め下さい。

■参加費 無料(要事前登録)

■お申し込みの締切り
下記期限迄ですが、定員に達し次第、受付を締め切ります。
3/10(金)12時最終締め切り

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