初秋の候、皆様方にはお変わりございませんでしょうか。

さて、本年も「第11回デジタル・フォレンジック・コミュニティ 2014 in TOKYO」をグランドヒル市ヶ谷にて開催致します。

本メールはコミュニティ2014に関する情報をお知らせするメルマガの第1号となります。
今後も逐次コミュニティ2014メルマガを配信して参ります。

本日(9/8)より、研究会HPへの開催情報の掲載および参加申込の受付を開始致しました。
是非ご参照頂き、参加をご検討下さいますようお願い申し上げます。

【デジタル・フォレンジック・コミュニティ2014ご案内ページ】
☆★ https://digitalforensic.jp/home/community-11-2014/ ★☆

第11回となります今年のテーマは以下に決定致しました。

「ビッグデータ時代のデジタル・フォレンジック」
- 予兆把握、自動処理に向けて -

<趣旨>
ビッグデータという言葉は今日では単なるバズワードの域を脱して、本格的な大量データ処理にビジネスチャンスを見出そうとする企業の共通語となりました。世界に冠たるブロードバンド大国である我が国は、パブリッククラウドにおけるビッグデータの利用についても 有利な環境にあり、データサイエンスを一層深化させて新しい産業と価値を創出してゆくことが期待されています。ビッグデータ利活用の障害であったパーソナルデータの取り扱いについても一定の規律が保たれる目途が立ち、いよいよ本格的なビッグデータ時代の到来が予想されます。
一方、フォレンジックの観点からは新たな課題も見られます。まず、大量データの証拠保全や解析の難しさ、クラウドやSSDといった新技術基盤における証拠保全のあり方などは、喫緊の課題でしょう。法律面でも、クラウド時代のデータ処理に起因する諸問題は早急に整理しておく必要があります。
今年のデジタル・フォレンジック・コミュニティ2014は、このビッグデータに焦点をあて、技術と法の両面から識者にご議論頂きます。

プログラム:
12/8(月) 会場 グランドヒル市ヶ谷「瑠璃」
1 開会挨拶:10:00~10:10 佐々木良一 IDF会長

2 基調講演1:10:10~11:00(50分)
講師:上原 哲太郎(立命館大学 情報理工学部 教授、IDF理事)
演題:「ビッグデータを巡る諸問題 -フォレンジック的な観点から-」

3 基調講演2:11:10~12:00(50分)
講師:林 紘一郎(情報セキュリティ大学院大学 教授、IDF理事)
演題:「サイバーセキュリティ戦略本部の発足とフォレンジック」

4 省庁講演 :13:30~14:20(50分)
講師:野本 靖之(警察庁 情報通信局 情報技術解析課 高度情報技術解析センター所長)
演題:「ビッグデータに対する警察の取組状況(仮)」

5 研究会1:14:40~17:00(140分)
座長:名和 利男 IDF理事
テーマ:「デジタル依存された大規模イベントにおけるサイバーリスクへの対応」
パネリスト:
上村 昌博(経済産業省 商務情報政策局 情報セキュリティ政策室 室長)
野本 靖之(警察庁 情報通信局 情報技術解析課 高度情報技術解析センター所長)
フィリップ モリス(British Telecom Japan CTO, Head of Solutions Engineering Asia, Middle East, and Africa 地区担当)
谷川 哲司(日本電気株(株)経営システム本部 セキュリティ技術センター シニアエキスパート)

12/9(火) 会場 グランドヒル市ヶ谷「瑠璃」
6 招待講演:10:00~11:00(60分)
講師:谷口 浩(DELL SecureWorks プリンシパルコンサルタント セキュリティエバンジェリスト)
演題:侵入前提時代を生き延びるためのプロアクティブメソッド - インシデントレンスポンスの現場から(仮)」

7 海外事例:11:10~12:10(60分)
講師:下道 高志(日本オラクル(株)製品戦略統括本部 戦略ビジネス推進部 テクノロジーディレクター)
演題:「諸外国におけるビッグデータ活用の先進事例とセキュリティ事情について」

8 研究会2:13:50~15:20(90分)
座長:佐藤 慶浩 IDF理事
テーマ:「ビッグデータによる法制度への影響」
パネリスト:
安冨 潔 (京都産業大学 法務研究科 客員教授、慶應義塾大学名誉教授、弁護士、IDF副会長)
岡部 正勝(警察庁 長官官房 参事官 サイバーセキュリティ担当)

9 研究会3:15:30~17:00(90分)
座長:佐々木良一 IDF会長
テーマ:「デジタル・フォレンジック人材育成カリキュラム等の検討」
パネリスト:
上原 哲太郎(立命館大学 情報理工学部 情報システム学科 教授、IDF理事)
丸山 満彦(デロイトトーマツリスクサービス(株)代表取締役社長、IDF理事)
野崎 周作((株)UBIC、技師長、IDF幹事)
櫻庭 信之(西村あさひ法律事務所 パートナー、弁護士)
山本 清子(プライスウォーターハウスクーパース(株))

ポイント対象:
公認不正検査士(CFE)の継続的専門教育(CPE)の対象となります。
ITコーディネータの運用ガイドラインに準じ、4時間1ポイント(対象最大12時間)を付与します。
ISACA認定資格(CISA/CISM/CGEIT/CRISC)は50分1CPE(対象10時間)となります。

■■企業展示コーナー■■
珊瑚・真珠の間
8日(月)12:00~18:00/9日(火)10:00~15:00
協賛企業各社のフォレンジック製品、セキュリティ製品の展示・説明を行います。

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コミュニティ開催まで、情報発信をして参ります。

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