「法務・監査」 分科会(第12期第2回)

法務・監査 分科会
(各分科会の活動内容についてはこちらをご覧下さい)

-------------------------------------
当日配布致しました資料を公開しております。
※本ホームページに記載している資料の無断転載および複製を禁止致します。
-------------------------------------

開催日時:平成27年10月27日(火) 19:00~21:00
題目:「位置情報とプライバシー:GPSを利用した捜査手法と法的規律をめぐって」
講師: 指宿 信 氏(成城大学 法学部 教授)
開催場所:東京都南部労政会館 第6会議室

※参加費無料(要事前登録)

■講師 指宿 信 氏(成城大学 法学部 教授)

■ご講演内容
捜査機関の捜査に当たり、対象車両等にGPS発信装置を無断で装着したり、対象者等の所有する携帯電話のGPS情報を取得して行動履歴を把握するという、いわゆる「GPS利用捜査」について、これを位置情報の法的保護というプライバシー論の観点と、捜査機関のおこなう処分に対する法的規律のあり方という刑事訴訟法の観点の両面から論じて頂きました。
参考文献:
GPS利用捜査とその法的性質――承諾のない位置情報取得と監視型捜査をめぐって
法律時報2015年9月号58頁

■講師紹介
1989年 北海道大学大学院法学研究科博士課程退学
1991年 法学博士(北海道大学)
鹿児島大学法文学部、立命館大学法学部・同法科大学院を経て2009年より成城大学法学部教授。その間、ジョン・マーシャル・ロースクール、シドニー大学、ニューサウスウェールズ大学、ハワイ大学等で客員研究員、客員フェロー等として滞在。情報ネットワーク法学会副理事長、法と心理学会副理事長、司法制度改革と先端テクノロジィ研究会代表、参議院事務局客員調査員等を歴任。平成27年度行政書士試験委員。専門は刑事訴訟法、法情報学。

■ご講演風景

OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA
GPS捜査に関して、法的規律と刑事訴訟法を2つの観点から、また諸外国、最新動向についてもご講演頂き、質疑応答が活発に交わされました。

■ご講演資料 GPS利用捜査の法的性質

■開催場所  東京都南部労政会館 第6会議室 地図は【こちら

■参加者数  50名

■参加条件  IDF会員及び省庁オブザーバーの方

■参加費   無料(要事前登録)