朝夕はめっきり冷え込んできておりますが、皆様におかれましてはお変わりございませんでしょうか。
今回はメールマガジン第7号をお送りさせて頂きます。

今回は、12/10(火)10:10~10:40に実施致します「デジタル・フォレンジック優秀若手研究賞表彰式」についてご紹介致します。

「デジタル・フォレンジック優秀若手研究賞表彰」は、デジタル・フォレンジック研究の活性化を目的として、デジタル・フォレンジックに関する優れた若手研究者を表彰するために第14期より設けられたもので、下記の要領で受賞者の選定を行いました。本年度もデジタル・フォレンジック・コミュニティの場で表彰式を実施して参ります。

【表彰規定ご紹介】
1 IDF理事会が選定委員会を設置し、理事の中から選定委員長を任命する。
2 選定委員長は、選定委員(複数名)を指名する。
3 選定委員会は、デジタル・フォレンジックに関する優れた若手研究者を理事会に推薦し、理事会承認後、当該研究者の表彰を実施する。
4 表彰対象者の推薦
デジタル・フォレンジック研究会理事は、その年に実施された学会発表や掲載された学会論文等の筆頭者を対象とし、その年の10月末までに表彰候補者名、対象となる学会発表テーマまたは論文名及び500字以内の推薦理由を記述した推薦書を用いて表彰候補者を推薦する。尚、表彰を実施するにあたっては事前に表彰候補者本人の承諾を得るものとする。

5 表彰区分
(1)最優秀表彰者
①選定委員会は、表彰候補者の中から最優秀若手研究者1名を選定する。
②受賞者には、「表彰状(最優秀賞)」と「賞金」5万円を授与する。
(2)優秀表彰者
①選定委員会は、優秀若手研究者を複数名選定することができる。
②受賞者には、「表彰状(優秀賞)」を授与する。

6 表彰対象者の年齢制限
表彰候補者は表彰の時点で40歳未満とする。

今年の選定委員長は、佐々木 良一 理事、選定委員は、上原 哲太郎 副会長、佐藤 慶浩 副会長、辻井 重男 理事、湯淺 墾道 理事、小向 太郎 理事でした。

今回受賞された方は、下記となります。

最優秀賞
松岡 裕和(まつおか ひろかず)様(警視庁)
「インシデント後におけるログ解析での機械学習を用いた悪性ドメインの抽出手法の提案」

優秀賞
藤井 翔太(ふじい しょうた)様(株式会社日立製作所)
「Scoring Method for Detecting Potential Insider Threat based on Suspicious User Behavior using Endpoint Logs」

加藤 尚徳(かとう なおのり)様(株式会社KDDI総合研究所)
「いわゆるAIに関する国際規制動向調査報告 : OECDによるAI原則の分析(ハードウェアセキュリティ)電子情報通信学会技術研究報告」

受賞された方々にお祝い申し上げ、益々のDF研究の深化と拡大を期待致します。
また、表彰式では、コミュニティ参加者の皆様と共に受賞をお慶びしたいと思います。

■■ポイント対象■■
公認不正検査士(CFE)の継続教育ポイント(CPE)が申請可能です。
ITコーディネータの運用ガイドラインに準じ、4時間1ポイントを付与します。
ISACA認定資格(CISA/CISM/CGEIT/CRISC)は50分1CPEとなります。

■■企業展示コーナー■■
珊瑚・真珠の間
9日(月)12:00~18:00/10日(火)9:30~15:00
協賛企業各社のフォレンジック製品、セキュリティ製品の展示・説明を行います。

■■IDF Twitter■■
Twitterアカウントを開設致しております。【 @IDF_jimukyoku 】
コミュニティ開催まで、情報発信をして参ります。

■■IDF Facebook■■
Facebookで情報発信しております。是非ご覧ください。
https://www.facebook.com/IDF.forensic/