法務・監査 分科会
(各分科会の活動内容についてはこちらをご覧下さい)

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講演資料の公開は講師側にて調整中ですので、今しばらくお待ちください。

ご講演では、裁判において電子データの原本性と真正性を確かめることの大切さについて、
実際の事例紹介を交えてお話頂きました。法曹界でのDFの重要性が高まっていることが
よくわかる大変有意義な会となりました。

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開催日時: 2020年12月21日(月) 19:00~21:00
開催形式: WEB
題目: 民事裁判IT化に向けたフォレンジックの活用

■講師
櫻庭 信之(IDF理事、弁護士)

■ご講演内容
プログラミングが義務教育の必修科目に採用され、令和の今、読み・書き・「プログラミング」が教育の基本になりました。年齢を問わず誰もがテクノロジーを使いこなし、プロでなくとも、改ざんを見抜くことが裁判上容易ではない証拠を作り出せる社会がすでに到来しています。

現行の訴訟実務は、成立の真正を争う側に、否認の理由を明らかにすることを求めています(民訴規則145条)。しかし、これまでの発想のままIT化したのでは、真正を争うことが当事者には極めて困難になるとともに、健全な証拠群へのフェイクの紛れ込みを阻止できなくなります。そのため、DFの知見と技術は、これからの裁判では真実の顕出に不可欠です。その一方で、DFの活用には、裁判関係者の負担への対応も必要となります。

本分科会では、メタデータなど電子データ固有の性質を踏まえ、できるだけ具体的な例をあげて、裁判実務の問題とDFの現代的な活用法を考察し、Microsoft Teamsを実際に動作させてみます。電子データの原本性と真正性を確かめることの大切さについて、皆さまと一緒に、あらためて考えてみたいと思います。

■講師紹介
IDF「法曹実務者」分科会主査。シティユーワ法律事務所パートナー。東京電機大学国際化サイバーセキュリティ学特別コース講師。日本データ復旧協会相談役。東京地方裁判所判事補任官(87)。弁護士登録(92)。西村あさひ法律事務所(92-17)・同パートナー(02-17)。九州大学工学部非常勤講師(11-14)。早稲田大学(法)・コロンビア大学(LLM取得)・ミシガン大学(MCL取得)を各卒業。

執筆(共著含む):
FRONTEO編『リーガルテック活用の最前線』、「電子証拠とメタデータの問題」(東京弁護士会『LIBRA』)、安冨・上原編『基礎から学ぶデジタル・フォレンジック』、「裁判手続IT化のもとでの事実証明のための電子データの問題」(NBL)、佐々木編『デジタル・フォレンジックの基礎と実践』、町村・白井編『電子証拠の理論と実務』、「名古屋地裁豊橋支部判決と関連問題の考察」(小川・共著)、『実務に効く コーポレート・ガバナンス判例精選』(ジュリスト増刊)、「損害賠償における判例の視点」(ビジネス法務)、「陪審制を巡るアメリカの議論」(判タ)、ほか。

■参加人数 51名

■参加条件
IDF会員及び省庁オブザーバーの方
※非会員でご参加希望の方はこの機会に是非ご入会をご検討下さい。

■参加費 無料(要事前登録)