「法曹実務者」分科会
(各分科会の活動内容についてはこちらをご覧下さい)
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当日配布資料を下部 ■講演資料 にて公開しております。
※投影資料は非公開となっておりますので、ご了承頂きますようお願い致します。

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開催日時: 2021年7月1日(木)19:00~21:00
題 目 : グローバル内部通報制度の導入・運用の実務
※参加費無料(要事前登録)

■講師
寺門 峻佑 氏(TMI総合法律事務所 パートナー弁護士)

■ご講演内容

海外ビジネスを展開する企業にとって、海外子会社管理は重要な課題ですが、グループ全体のリスクマネジメント体制整備には困難を伴うため、リスクの予防・発見やリスクへの適切な対応が取れず、大きな不祥事を経験する事例が見られます。そこで近年、グローバルコンプライアンスの観点から、各国の拠点を対象とするグローバル内部通報制度の導入・運用に注目が集まっています。しかしながら、その導入にあたっては、窓口設置から通報発生時の対応フローにわたるグローバル内部通報制度の設計や、各国の公益通報者保護法、労働関連法、データ保護法などへのコンプライアンス対応などにつき、多くの企業が悩まれています。本分科会では、具体的な実務上の事例も紹介しながら、グローバル内部通報制度の導入・運用の実務を解説します。

■講師紹介
【寺門 峻佑 氏】
弁護士(日本・ニューヨーク州)。TMI総合法律事務所パートナー、TMIプライバシー&セキュリティコンサルティング株式会社取締役。情報処理安全確保支援士、情報セキュリティ監査人補。

一橋大学法学部法律学科/法科大学院・カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)ロースクール(LL.M., Specialization in Media, Entertainment and Technology Law and Policy)を卒業し、クイン・エマニュエル・アークハート・サリバン法律事務所(ロサンゼルス)・Wikimedia Foundation, Inc.(Wikipediaの運営組織・サンフランシスコ)・SORAINEN法律事務所(エストニア)での勤務経験を有する。

データ利活用における個人情報保護法・各国データ保護法対応・情報セキュリティインシデント対応、システム開発・ライセンスビジネス・AI/IoT等を中心としたIT法務と国内外の紛争、不正調査案件を中心に取扱う。

内閣サイバーセキュリティセンタータスクフォース、経済産業省大臣官房臨時専門アドバイザー、防衛省陸上自衛隊通信学校非常勤講師、滋賀大学データサイエンス学部インダストリアルアドバイザー等を歴任する。

■ご講演資料 

■開催方法 オンライン視聴

■参加者 61名

■参加条件 IDF会員・オブザーバー、またはその紹介にかかる非会員。

■参加費 無料(要事前登録)