第711号コラム:丸谷 俊博 理事・事務局長
題:「来期第19期IDF運営と第20期(20周年)へ向けて」

IDF事務局長の丸谷です。私事となりますが既に昨年からお知らせしておりますように私は本コラム発信日と同じく本日3月31日をもって(株)フォーカスシステムズを定年退職となり、4月1日(金)からは、IDF事務局へのボランティア勤務となります。これに関連してIDF事務局も2月19日(土)に西五反田へ移転し、第19期からの独立収支運営に向けたスタートを切っております。また事務局要員も明日4月1日(金)からは、丸谷の他は、パート2名(北山様、渡邊様)の3名体制での運営となります。会員の皆様には新体制での事務局運営が軌道に乗るまで多々ご不便をお掛けすることがあるかも知れませんが、どうか暫くの間、ご寛容を賜りたくお願い致します。

1 【寄付】への御礼

第18期にIDF事務局移転経費と第19期からの独立収支運営のための資金確保策として【寄付】を会員等にお願い致しましたが、お陰様にて多くの方々のご理解を賜ることができ、また個人や団体で複数口の多額の寄付も賜ったこと等により第18期の目標額とした700万円には達していないものの651万円が集まりました。このお陰を持ちましてIDF事務局移転も無事に終えることができ、また第19期運営も大丈夫な状況となっております。寄付に応じて下さいました個人、団体会員、そして非会員の方々に心より厚く御礼申し上げます。誠に有難う御座いました。
※【寄付】受付は継続しており、来期第19期予算計画にも400万円を計上しています(第19期総会審議事項に含まれます)。

2 第19期運営について

第19期もコロナ禍状況の終息が見えないことから各分科会活動やWG活動も多くはオンライン開催となる見込みですが、本年9月の講習会、本年9月と来年2月の「DF資格認定(基礎と実務者)」試験(管理者は第19期検討、第20期実施予定となりました)、12月のコミュニティ2022等のイベントは<参会方式>主体で実施、または<オンライン方式>の併用での実施となります。尚、今期第18期で公開予定だった「証拠保全ガイドライン(第9版)」が改定WGメンバーの繁忙から第19期での公開へと先送りとなった状況への対策も組み込み、第19期総会で提示する第19期活動計画に示す活動を確実に実施できるようIDF役員及び各分科会・WG役員が共に努力し、会員への情報収集機会と資料提供の場としたり、講師・役員・会員相互の交流機会等を提供できるように致します。
※具体的な各分科会・WG及びイベント等の活動計画につきましては、5月の第19期総会第3号議案として提示致しますのでそれまでお待ち下さい。

3 第20期(20周年)に向けて

2023年(第20期)にIDFは、創設の2004年から20周年を迎えます。この第20期にIDFを非営利活動法人(NPO)として独立収支で以後安定的に運営できる<法人>とすべく、第19期運営においてIDF活動の質を落とすことなく収入的な諸課題を克服して運営基盤を確立する考えです。この中にはIDFの諸活動の維持に必要な経費を含むことは勿論ですが、事務局要員もボランティアは無くし(IDF理事・監事・幹事、事務局員共に創設以来、無給のボランティア活動で運営して参りました)、一定額の給与を支払える収入も確保することも含まれます。この基盤の確立により、事務局長の交代や事務局員をパートから職員採用へ切り替えたりすることも可能となると思います。このために第20期からは、年会費を値上げし(第19期総会で第6号議案「第20期からの年会費値上げについて」として提起し、ご審議頂きます)、【寄付】に頼らない収入基盤を構築する考えです。また、別途第20期に向けてIDF役員も若手への世代交代を進めたいと現在の役員は考えております。
※第19期総会第5号議案「役員選任(理事の追加)」に若手の役員(理事)追加1名を予定しております。

この他、IDF事務局員が支出抑制のため創設以来手作りにて公開運営しているIDFのHPも第19期にリニューアル(HPを通じたデジタル・フォレンジック関連の情報発信力強化及び各種参加申し込みや資料提供等の利便性等の向上)を実現する予定です。尚、第18期においてもHPリニューアル作業は、支出を抑制するためIDF事務局員が逐次実施してきておりますが恒常業務等を優先してきていることと、当初、新設した関西事務局にて第18期中に作成予定でしたが関西事務局で勤務して頂いたパートの方が2021年10月で退職したため、第18期末迄に実現できませんでした。

関西事務局は、IDFの従たる事務所として登記(第18期総会承認)してありますが、現状は事務局専従者がいなくなっているため上原研究室の事務職員(西田様、菅様)に運営を支援して頂いております。こちらも第20期からは、専従要員を置き、関西以西でのIDF活動(関西コミュニティや講演会活動等の関西独自企画事業)が可能となるようにしたいと考えています。

長くなってしまいましたが「来期第19期IDF運営と第20期(20周年)へ向けて」を説明して参りました。会員各位におかれましては、IDF事務局の現状とIDF運営の独立収支化実現の必要性にご理解を賜り、引き続きIDFの諸活動へのご参加、ご支援を宜しくお願い致します。

【著作権は、丸谷氏に属します】