「法曹実務者」分科会
(各分科会の活動内容についてはこちらをご覧下さい)
開催日時: 2023年12月14日(木)19:00~
題 目 : 「裁判情報のオープンデータ化で何が変わるか」
■講師
町村 泰貴 氏(IDF理事、成城大学法学部教授)
■講演内容
民事裁判手続のIT化が進む中、民事判決情報のオープンデータ化の実現に向けて立法準備が進められている。この講演では、民事判決オープンデータ化の準備の現状として、その目的、議論の内容と論点、実現の見通しを可能な限り明らかにするとともに、検討中のオープンデータ化が実現した後の可能性について提示し、ご参加の皆様のご見解をお聞きしたい。
(参考サイト)
公益財団法人日弁連法務研究財団「民事判決のオープンデータ化検討PT」
https://www.jlf.or.jp/work/hanketsuopendata-pt/
法務省「民事判決情報データベース化検討会」
https://www.moj.go.jp/shingi1/shingi09900001_00004.html
(参考文献)
町村泰貴「民事判決オープンデータ化の期待と展望」NBL1172号(2020)28頁、
大坪和敏「民事判決のオープンデータ化と今後の展望」法律のひろば76巻 4号(2023)43頁、
増田雅史・徳田安崇・中野玲也ほか「民事判決オープンデータ化に関する取組みと判決データの利活用の可能性:各国の状況と日本における現状と展望」NBL1183号(2020)44頁。
■講師略歴
1960年東京生まれ
北海道大学法学部卒、同修士課程修了
小樽商科大学、亜細亜大学、南山大学、北海道大学を経て、2018年より成城大学法学部教授
専門分野: 民事訴訟法、サイバー法、消費者法、フランス法
(主著)
『詳解消費者裁判手続特例法』(民事法研究会)
『現代訴訟法』(放送大学教育振興会)
(共編著)
『電子証拠の理論と実務』(民事法研究会)
中文『電子商務法』(北京大学出版社)
『民事手続の中の情報〜情報化のジレンマに直面する手続法』(民事法研究会)
■定員 オンライン視聴参加 100名迄
■参加条件
IDF会員、オブザーバー、またはその紹介による非会員の方。
※参加をご希望される非会員の方には、是非IDF入会をお勧め下さい。
■参加費 無料(要事前登録)
■お申し込みの締切り
下記期限迄ですが、定員に達し次第、受付を締め切ります。
12/13(水)9時最終締め切り