第13期
第424号コラム「匿名マーケットがもたらしたもの」
松本 隆 理事(SCSK株式会社 セキュリティサービス部 エバンジェリスト) 匿名マーケットを眺めていると時間がいくらあっても足りない。業務時間だけでは足らず、プライベートの時間を削って眺めている。並ぶのは、現実空間では所持すら許されない非合法なドラッグ、武器、プライバシー情報などのコンテンツだ。マルウェアやゼロデイ、ハッキングサービスなどもある。もちろん私自身は違法な取引はしない。ただ商品を眺めているだけだ。眺めているだけで、いろいろ興味深いものが見えてくる。
第423号コラム「個人情報の非識別化に関する消費者と事業者それぞれの期待」
佐藤 慶浩 理事 個人情報の非識別化方法についての国際規格の作成が開始された。規格番号と規格名は、「ISO/IEC 20889 Privacy enhancing data de-identification techniques」である。個人を識別する情報を個人情報とするならば、個人を識別しないように加工することで、個人情報ではない情報として取り扱うことができるようにしようとするものである。
第422号コラム「法人番号の検査用符号の設計ミスと、公共で使われるチェックデジット」
上原 哲太郎 理事(立命館大学 情報理工学部 情報システム学科 教授) 前回、第404号コラムでマイナンバーの個人番号のチェックデジットについて取り上げました。 第404号コラム「マイナンバーのチェックデジットについて」 今回はその続編です。もう一つのマイナンバー、法人番号について、前回は書く余裕がなかったので今回追記しておきます。
第421号コラム「GPS端末設置捜査をめぐる裁判例の現状」
町村 泰貴 理事(北海道大学大学院 法学研究科 教授) いわゆるGPS端末を用いた捜査について、ここ2年ほどの間に裁判例がいくつか報じられ、一部はデータベースに公開もされている。このコラムでは、それらを簡単にではあるが、紹介することとしたい。
法務・監査 分科会(第13期 第2回)
2016年7月12日 「法務・監査」分科会分科会第13期
開催日時:平成28年8月9日(火) 19:00~21:00 題目:「デジタル証拠法を俯瞰する 刑事訴訟編」 講師: 吉峯 耕平 氏 (田辺総合法律事務所 パートナー弁護士)