コラム第851号:「クラウドフォレンジック人材育成の取り組み」
第851号コラム: 小山 覚 理事
(NTTコミュニケーションズ株式会社 情報セキュリティ部 部長)
題:「クラウドフォレンジック人材育成の取り組み」
このコラムはデジタル・フォレンジック研究会のDF人材育成分科会主査の立場で書かせていただいた。第21期DF人材育成分科会は人材育成の一環として「クラウド・フォレンジック・ガイドライン」の執筆を目標に掲げて取り組んできた。
昨年開催されたDF人材育成分科会主催の講演会にて、とある方からガイドラインを執筆してその普及活動を展開することで人材育成に取り組んではどうかと、貴重なご意見をいただいた。その言葉に押され、クラウド環境に対応したフォレンジック人材の育成に取り組み始めた。
コラム第849号:「今期「ヘルスケア分科会」が公開する資料 ~ 「契約」の観点から考える医療セキュリティをリメイク版ドラクエ3とともに考える~」
第849号コラム:江原 悠介 理事(PwC Japan有限責任監査法人 リスクアシュアランス ディレクター)
題:「今期「ヘルスケア分科会」が公開する資料 ~ 「契約」の観点から考える医療セキュリティをリメイク版ドラクエ3とともに考える~」
今期の「ヘルスケア」分科会では、ワーキンググループによる研究成果として、『「医療情報システムの契約における 当事者間の役割分担等に関する確認表」の利用手引 ~医療情報システムのサイバーセキュリティに係る「契約」上の基本的な留意事項』~ という資料(以下、「手引」と記載)を公開することとなった。
コラム第848号:「混沌とする世界情勢と日本の進むべき道」
第848号コラム:伊藤 一泰 理事(近未来物流研究会 代表)
題:「混沌とする世界情勢と日本の進むべき道」
「混沌とする世界情勢、、、」というタイトルを見て、多くの方々は大企業に関わる問題だと思うだろうが、実は、大企業だけでなく中堅企業や中小企業にも直接・間接に関わってくる問題である。
企業規模に拘わらず、ほとんどの経営者は国際情勢を把握しておく必要がある。
多くの場合、経営トップ自ら情報収集を行い、米国や日本が今後どうなるのか、自分たちが属する業界にどのような影響があるのかを注視している。
もし、この努力を怠っている経営者がいたら、その会社は危うい。世界の政治、経済、社会がどのように変容し、自分の会社がどう影響を受けるのか、諸課題に対して如何に対処すべきか、経営者は常に考えるべきである。