コラム第742号:「第19期IDF活動中間報告」
第742号コラム:丸谷 俊博 理事・事務局長(IDF理事・事務局長)
寒暖の差が大きい日々が増えてきており秋も急速に深まって参りました。早いもので今期第19期も下期に入り1ケ月が過ぎました。皆様、ご承知の通り第19期は、IDF独立運営化の初年度でIDF事務局も丸谷とパート1名(2名予定ですが1名はまだ未補充)で諸業務の処理を行っております。また、第19期もコロナ禍が続いているため<参会方式>の活動は、IDF講習会等の一部でしか実施できておらず、各分科会講演会やWG、理事会等は、オンライン開催が続いております。このため以前は、<参会方式>で講師や参加者との人的交流が図れたものが実施できず会員各位におかれましても“ものたりなさ”や“残念な思い”をされている方も多いのではないかと拝察致します。
コラム第741号:「働き方改革と人的資本経営」
第741号コラム:伊藤 一泰 理事(近未来物流研究会 代表)
急激に円安が進んでいる。1ドル150円を挟む動きになっており、1990年以来32年ぶりの水準だ。(2022年10月24日時点)急激な円安進行は輸入コスト増加に伴う物価上昇を招いている。一方、ロシアのウクライナ侵攻に伴って、食料品や電気・ガスといった生活必需品の値上がりが続いている。円安の直接の要因は日米の金利差だが、もっと根深い問題は日本の産業の競争力低下である。IMD「世界競争力年鑑2022」を見ると、日本の総合順位はマレーシアやタイより下の34位である。我々の頭には、「ものづくり大国ニッポン」のイメージが残っているが現実は厳しい。