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コラム第805号:「災害時に信頼できるリーダー」

第805号コラム:舟橋 信 理事(株式会社FRONTEO 取締役) 題:「災害時に信頼できるリーダー」 能登半島地震発生から2週間経過したが、住民避難や生活支援、ライフラインの復旧等に困難な状況にあることが報道されている。ニュース映像で見る限り、避難所の設備等も過去の教訓が生かされているとも思えない状況であり、1月16日には、首相が非常災害対策本部において、被災者のホテル等への2次避難の促進を指示しているのが実情である。  2次避難におけるリーダーの意思決定に関して、20年前の新潟県中越地震の際に旧山古志村における全村避難にかかわった村長や新潟県警機動隊長、陸上自衛隊第30普通科連隊隊長等にインタビューした記録を基に、その経過をご参考に供することとしたい。

コラム第804号:「2023年の医療セキュリティを振り返る」

第804号コラム:江原 悠介 理事(PwCあらた有限責任監査法人 システム・プロセス・アシュアランス部 ディレクター/IDF「ヘルスケア」分科会 主査) 題:「2023年の医療セキュリティを振り返る」 2023年は国内の医療セキュリティにとって大きな変換点となる節目であったといえる。 2023年4月から、医療法施行規則14条2項の見直しに伴い、医療機関では医療情報システムのサイバーセキュリティが医療安全管理の一部として求められることになった。これを受け、医療法25条1項に基づく立入検査で、感染症対策や医薬品管理、医療機器管理等と同等の観点でサイバーセキュリティへの対応が図られているかについて、医療機関は重点的なチェックを受けることになった。そして、この取り組みは2024年においても継続される。さらに、この範囲は当初は病院のみであったが、調剤薬局にも同等の検査が入ることが23年10月に周知された。今後、病院や薬局は検診や介護等の関連する領域と深く連動していることもあり、この範囲が拡大していくことは明らかである。

コラム第803号:「新年のご挨拶:レガシーとの向き合い方」

第803号コラム:上原 哲太郎 会長(立命館大学 情報理工学部 教授/IDF 理事・会長) 題:「新年のご挨拶:レガシーとの向き合い方」 皆様、新年あけましておめでとうございます。 昨年は我が国においても経済活動がようやく回復したことを実感できる年になりました。多くの年次開催イベントが再開され、社会のあちこちで「4年ぶりの開催」という声が聞こえたように思います。第20回を迎えたデジタル・フォレンジック・コミュニティも、ようやく本来の形を取り戻す形で開催できました。ご参加頂いた皆様、ご登壇頂いた講師の皆様、協賛企業の皆様に改めて御礼を申し上げます。

コラム第802号:「ディープフェイクと選挙運動」

第802号コラム:湯淺 墾道 IDF副会長(明治大学 公共政策大学院 ガバナンス研究科 教授) 題:「ディープフェイクと選挙運動」 2023年の話題の一つは、生成系AIであった。 生成系AIは、ディープフェイク(動画像等を実在の動画像から変造したり、新規に偽造したりして、あたかも事実であるかのように流通させるもの)にも影響を与えている。ディープフェイクが問題視されるようになってきたのはこの数年のことであるが、生成系AIの普及によって、問題はさらに深刻になった。生成系AIを利用することにより、巧妙なディープフェイクを特別な環境を用意することなく作成できるようになったからである。

コラム第801号:「デジタル・フォレンジック研究会設立20周年を振り返り」

第801号コラム:安冨 潔 理事・顧問(慶應義塾大学、渥美坂井法律事務所) 題:「デジタル・フォレンジック研究会設立20周年を振り返り」 特定非営利活動法人デジタル・フォレンジック研究会は、IT機器・技術の進歩による社会の情報化が急激に進展に伴い、様々な情報セキュリティ上の課題が顕在化するいっぽう、インシデント発生時における早急な原因究明と対策が求められるようになってきたことから、2004年8月23日にデジタル・フォレンジックの普及・啓発を目指して設立されました。

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