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コラム

第411号コラム「自動運転自動車におけるログの保存」

石井 徹哉 理事(千葉大学 副学長 大学院専門法務研究科 教授)
自動運転自動車については、政策的な後押しもあり、この数年間で実社会に投入される見込みが高いといえます。しかし、実社会への投入に際しては、法制度上クリアすべき課題があるだけでなく、整備された法制度を運用するにあたってこれを支援するための規格の策定等も必要になってきます。その中の一つが、自動運転自動車における運転記録の内容とその保存のあり方です。
前提として確認すべきことは、2点あります。

第410号コラム「韓国警察のデジタル・フォレンジック事情」

湯淺 墾道 理事(情報セキュリティ大学院大学 学長補佐・情報セキュリティ研究科 教授)
今年の2月に、韓国を訪問し、釜山中央警察署において韓国警察におけるデジタル・フォレンジックについてインタビューする機会に恵まれたので、今回のコラムではそれについて若干ご紹介することにしたい。
インタビューに応じて下さったのは、釜山中央警察署の権昌萬 サイバー課長と2名の捜査員で、崔祐溶 東亜大学校法科大学院教授にも同席して頂いた。

第409号コラム「「データ消去」分科会の活動報告」

土井 洋 理事(情報セキュリティ大学院大学 情報セキュリティ研究科 教授)
証拠保全ガイドライン第4版では、インシデントレスポンス時に必要と考えられる資機材等の準備の一つとして、フォーマット済みのクリーンな媒体の準備が求められています。その媒体に対しては、一切のデータが存在しない状態(無データ状態)であることが求められています。「データ消去」分科会は第11期(2014年)に活動を開始し、証拠保全先媒体に対するデータ抹消に関する研究、国内外の文献調査や実態調査、ツール評価等を行ってきました。

第408号コラム「「日本語処理解析性能評価」分科会の活動報告」

絹川 博之 理事(東京電機大学 未来科学部 情報メディア学科 教授、「日本語処理解析性能評価」分科会 主査))
「日本語処理解析性能評価分科会」は、デジタルフォレンジックやeディスカバリの使用に供する検索・解析ソフトウェアに関し、日本語情報に対する処理・解析性能を評価するための有効な指標を作成し、客観的な評価の実施を可能とする目的で2014年発足しました。

第407号コラム「医師法第24条」

和田 則仁 理事(慶應義塾大学 医学部 一般・消化器外科 講師)
医師法は、医師の免許、国家試験制度、業務上の義務を規定した法律です。一般の方がメスで人の身体に傷を付ければ傷害罪に問われますが、医師はこの法律に従って行う限り罪に問われることがありません。医師にとってバイブルともいえる重要な法律です。その医師法の24条は以下のように記されています。

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