第13期
第435号コラム「AI裁判官は果たして可能か?」
須川 賢洋 理事(新潟大学大学院 現代社会文化研究科・法学部 助教) AI(人工知能)に脚光があたっている。正確にはディープ・ラーニングにであろうか。学生や一般の人などの間ではまだまだAIとペッパー君のような人型ロボットとの区別が曖昧なようであるが、この分野に精通している人であれば、自動運転車 (ロボット・カー)のようなハードウェアに化体されたAIだけでなく、証券・金融取引などにも既に使われていることはご存じであろう。更に最近はセキュリティの脅威検出やデジタル・フォレンジックにも用いられ始めている。
コミュニティ2016 メルマガ第3号「2日目プログラム」
秋冷の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。 本日は、メールマガジン第3号をお送りさせて頂きます。 今回は、コミュニティ2016プログラムの概要(2日目)をご紹介致します。 次回メルマガ第4号では、ポイント申請につきましてお …
第434号コラム「医療の自動化とデジタル・フォレンジック」
和田 則仁 理事(慶應義塾大学 医学部 外科学 専任講師) あと10年でなくなる仕事というのがショッキングに報道され、そのリストに挙げられた職業の人は心穏やかではないでしょう。ホテルの受付係は、最近のビジネスホテルでは現実のものとなっていると実感されます。空港のチェックインなども同様でしょう。幸い、医師はその中にありませんでしたが、少なくとも、診断学の多くの部分はもはや医師を必要としていないようです。
技術 分科会(第13期第3回)
開催日時:平成28年11月16日(水) 19:00~21:00 演題:「彼を知り己を知り“戦う場所を知れば”百戦殆(危)うからず -イスラエルの最先端セキュリティ戦略、ソリューションからの学び-」 講師:北山 正姿 氏 (株式会社東陽テクニカ セキュリティ&ラボカンパニー バイスプレジデント)
第433号コラム「韓国中央選挙管理委員会デジタル・フォレンジックチーム訪問」
湯淺 墾道 理事(情報セキュリティ大学院大学 学長補佐・情報セキュリティ研究科 教授) 先日、韓国の首都ソウルから地下鉄で30分ほどのところにある果川市の韓国中央選挙管理委員会のデジタル・フォレンジックラボを訪問した。以前の第410号コラムでは韓国警察のデジタル・フォレンジックについて紹介したが、今回は、韓国の中央選挙管理委員会のデジタル・フォレンジックについて若干の紹介を試みたい。