コラム
第71号コラム「第6回デジタル・フォレンジック・コミュニティ開催に向けて」
丸谷 俊博(IDF理事・事務局長)
今期(第6期)のIDF活動も年度計画に示しております各分科会やワーキング等の諸活動が役員及び会員のご協力、ご支援のもとに逐次実施されておりますことを嬉しく思っております。どうも有り難う御座います。
今年のデジタル・フォレンジック・コミュニティ2009は、「事故対応社会におけるデジタル・フォレンジック ― それでも起こる情報漏洩に備える ―」をテーマとして
第70号コラム「大容量化するデータの中から」
芝 啓真(株式会社フォーカスシステムズ フォレンジックセキュリティ室、IDF幹事)
昨今、ハードディスク(HDD)の容量は増加の一途をたどっています。まだ私が学生だった頃は、“ギガバイト(GB)”と聞くと非常に大きなデータ量だと感じていました。しかし、最近では1テラバイト(TB)の容量を持つレコーダが発売されたり、小さなモバイルPCにも
第69号コラム「e-Discovery対応現場にて」
西山 俊彦 氏(株式会社UBIC、IDF幹事)
米国での企業が巻き込まれる訴訟とはどのようなことを思い浮かぶでしょうか。まず訴訟の種類ですが、特許関連のものが一般的には多くなっています。アンチトラスト、カルテルなどもありますが、そのなかでも最近の傾向として注目されているのは、
第68号コラム「韓国サイバー攻撃対応に見るフォレンジック」
名和 利男 氏 (株式会社サイバーディフェンス研究所)
2009年7月上旬、韓国において大規模なサイバー攻撃が発生しました。各所で大きな話題となりましたが、日本国内に、この攻撃の全体像を説明するような情報が少なく、そこから得られたことなどが、今後に活かされないのではないかと危惧しています。
第67号コラム「プライバシー情報保護に関する一考察」
澤田 忍 氏 (株式会社 NTTデータ)
■イギリスの監視カメラ
最近イギリスに行く機会があり、その品格のある街並みに感銘を受けつつ、設置されている監視カメラが少し気になった。ロンドン名物の赤い2階建てバスのカメラを見たときは、