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コラム

第61号コラム「個人情報漏えいが殺人につながる可能性」

町村 泰貴 氏(北海道大学 大学院 法学研究科 教授)
個人情報漏えいは、漏えい元となった企業・組織にとって甚大な被害をもたらす。経済的な損失という点でいえば、一人あたりの損害額が高くても15000円とか30000円とかのレベルであるので、訴訟を提起しやすい仕組みに欠けている日本の場合、あまり大したことはない。

第60号コラム「2008年におけるネットワーク上の10大脅威(「情報セキュリティ白書2009」より)」

山田 晃 氏(情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンター 調査役)
昨年のコラム(第11回)に引き続きまして、情報処理推進機構(IPA)でこの度、発行致しました「情報セキュリティ白書2009」より、情報セキュリティ分野における研究者、実務担当者等が選んだ、2008年において印象が強かった、或いは、社会的影響が大きかった10大脅威をご紹介させて頂きます。

第59号コラム「デジタル・フォレンジックのオープンソースソフトウェア The Sleuth Kit開発者 (Brian Carrier)へのインタビュー」

竹崎 紀子 氏(ベイシス・テクノロジー株式会社)
IDF会員の皆様にはすでにおなじみの方も多くいらっしゃると思いますが、デジタル・フォレンジックのオープンソースツールの草分け的存在として、The Sleuth Kit (「ザ・スルース・キット」と発音)というファイルシステム調査用のソフトウェアライブラリ(コマンドラインツール)があります。

第58号コラム「不正をさせない」

丸山 満彦 氏(監査法人トーマツ パートナー  公認会計士)
情報化社会の進展とともに、不正調査におけるデジタル・フォレンジック技術の重要性が増しています。しかし、今回は不正が起こってからの不正調査ではなく、不正をさせないための話をしたいと思います。デジタル・フォレンジックとは直接関係ないかもしれませんが、少しお付き合いください。

第57号コラム「続・米国フォレンジックe-Discoveryの現状」

池上 成朝 氏(株式会社UBIC 取締役/UBIC North America, Inc.)
前回はe-Discovery対応のここ数年間に渡る変化について主に記述しましたが、今回は前回トピックに挙げた技術や文書管理技術をさらにもう一段階掘り下げて考えてみます。 引き続き技術革新の中心はいかに大量の電子データの中から真に争点に関連する文脈を正確に早く捜し出すかに集中しています。

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