データ消去 分科会
各分科会の活動内容についてはこちらをご覧下さい

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■「データ消去」分科会は、これまで分科会登録メンバーに閉じて検討を続けて
参りました。今回は、IDF会員に公開する第1回目のものでした。
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開催日時:平成27年3月25日(水) 19:00~21:00
題目:「上書きされたデータは読み出せるのか?
- HDDの磁気記録の仕組みとデータ消去 -」
講師: 沼田 理 氏
開催場所:ミーティングスペース「バルブ(BULB)」

※参加費無料(要事前登録)

■講師 沼田 理 氏

■ご講演内容
根拠の無い噂が多く正確な情報の乏しいHDDのデータ消去(上書き消去)と、消去したデータを読み出すことが出来るとされている方法と可能性について、磁気記録の基本的概念と、デジタル磁気記録の基礎、更に最新のHDDの実際の状況までを含めて、実際にデータ復旧を実施する側からの観点で、何がどの様になっているのか、何処まで出来るのか、またHDDを証拠保全用媒体として使用するために事前に行うべき作業の内容について考察・解説致しました。

■講師紹介
1950年、東京都生まれ。工学部 金属材料工学科 電気材料専攻。卒業後、電子部品、オーディオ関連企業、オランダPHILIPS社等で技術開発業務に従事する。1986年より株式会社ワイ・イー・データにおいて、FDDなど磁気記憶装置の設計開発業務に携わり、2001年に日本のデータ復旧事業の草分け的存在の「オントラック事業部」に異動。2006年に事業部長に就任、2010年3月定年退職。その後、日本データ復旧協会事務局長、株式会社データサルベージ社顧問等を歴任。「改訂版 デジタル・フォレンジック事典」にも寄稿。
参考: http://pc.nikkeibp.co.jp/article/interview/20090202/1011891/?P=1

■大変興味深い内容だったとの声が多数寄せられました。

■開催場所 ミーティングスペース「バルブ(BULB)」
東京都品川区大崎2-11-1 大崎ウィズシティテラス2階2B
BULB HP: http://bulb.tokyo.jp/access.html
Google: https://goo.gl/maps/QGo3K

■参加者数 56名
■参加条件 IDF会員限定
■参加費   無料(要事前登録)