技術 分科会
(各分科会の活動内容についてはこちらをご覧下さい)

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この度の分科会にて配布した資料につきましては、公開の予定はございません。
何卒ご了承下さいますようお願い致します。
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開催日時:平成28年7月22日(金) 19:00~21:00
題目:
「伊勢志摩サミットの期間を通して得られた、OSINT活動(積極的収集・関連付け・抽出等)の実務上の知見」
講師: 小木曽 慎平 氏
(双日株式会社 情報産業・航空事業部 航空ビジネス課 主任)
開催場所:ミーティングスペース「バルブ(BULB)」

※参加費無料(要事前登録)

■講師  小木曽 慎平 氏
(双日株式会社 情報産業・航空事業部 航空ビジネス課 主任)

■ご講演内容
日本において2016年5月に開催された伊勢志摩サミットにおいて懸念されたテロへの警戒活動における脅威主体として、国際テロリスト集団や国内の過激派組織が挙げられていた。これらの脅威主体との関係性が疑われるサイバー事案として、昨年(2015年)、仏テレビネットワーク「TV5Monde」における放送中断、及びウクライナの電力会社における電力供給の計画外停止のそれぞれが、サイバー攻撃により発生したことに鑑み、今回の国内で行なわれるサミットの関係組織において懸念されるところとなった。
そこで、この伊勢志摩サミットの期間中に、それらの兆候情報等を捉えるという観点で、株式会社サイバーディフェンス研究所 名和利男氏/エヌシーアイ株式会社 今泉晶吉氏に、米国諜報機関で標準的に使用されている公開情報収集システムをOSINT業務の一環に利用いただいた。(兆候情報の積極的収集は、ネットワークフォレンジックの実務作業と類似性があると捉えている。)
本講演においては、その活動から得られたOSINT実務上の知見を紹介させていただくと共に、2020年の東京オリンピックを見据えた「関係者間の公開情報収集に係る連携活動」の在り方などについて発表させていただいた。

■講師紹介
2008年 双日㈱ 入社。リスク管理、ICT/スマートシティ関連新規事業の立ち上げ等に従事後、2014年より米国防衛メーカーとの日本におけるサイバーセキュリティ事業、オシントプラットフォーム事業に従事。現在に至る。

■ご講演風景
 
質疑応答も活発に行なわれ、この分野に関心のある参加者にとって大変有意義な分科会となりました。

■開催場所  ミーティングスペース「バルブ(BULB)」
東京都品川区大崎2-11-1 大崎ウィズシティテラス2階2B
BULB HP: http://bulb.tokyo.jp/access.html
Google: https://goo.gl/maps/5RWqrjW9JrD2

■参加者数  63名

■参加条件  IDF会員及び省庁オブザーバーの方

■参加費  無料(要事前登録)