「法務・監査」分科会
(各分科会の活動内容についてはこちらをご覧下さい)

【お知らせ】
主査の交代が決定致しました。
新主査    : 尾崎 愛美 氏 (杏林大学 総合政策学部 専任講師)
副主査 : 北野 晴人 氏 (デロイトトーマツサイバー合同会社)
※尚、幹事(旧主査の湯淺 墾道 氏含む)に変更はございません。
(現幹事:湯淺理事、伊藤理事、小向理事、須川理事、舟橋理事、町村理事)

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当日投影致しました資料を下部 ■講演資料 にて掲載しております。
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開催日時: 2021年7月19日(月)19:00~21:00
題 目 : 「媒介者責任の動向」
※参加費無料(要事前登録)

■講師
小向 太郎 氏(中央大学 国際情報学部 教授)

■ご講演内容
インターネット上で発信され流通する情報の影響力はますます大きくなっている。こうした情報には、様々な悪影響が懸念されるものも多い。インターネットでの情報発信は、さまざまなプラットフォームを介在して伝達されるため、1990年代からこうした媒介者の責任が問題になってきた。最近では、米国の通信品位法230条、EUのデジタルサービス法案など、媒介者責任に関する議論や提案があらためて活発に行われている。日本でも、特に誹謗中傷問題に関連してプロバイダ責任制限法の見直しが行われている。この報告では、各国の媒介者責任の動向を概観し、日本における制度の課題について議論したい。

■講師紹介
【小向 太郎 氏】
中央大学 国際情報学部 教授。
デジタル・フォレンジック研究会 理事。
早稲田大学 政治経済学部卒、中央大学大学院 法学研究科 博士課程修了。博士(法学)。
情報通信総合研究所 取締役・法制度研究部長、早稲田大学 客員准教授、日本大学 教授等をへて現職。
専門は情報法。1990年代初めから、情報化の進展によってもたらされる法制度上の問題をテーマとして幅広く研究を行う。
主著として『情報法入門(第5版)デジタル・ネットワークの法律』(NTT出版、2020年)、『概説GDPR-世界を揺るがす個人情報保護制度』(共著、NTT出版、2019年)、『基礎から学ぶデジタル・フォレンジック』(共著、日科技連、2019年)、など。

■ご講演資料 

■開催方法
オンライン視聴(Zoom)

■定員
100名

■参加条件
IDF会員・オブザーバー
※本分科会は、会員の方からのご紹介による非会員の方の受付は行いません。ご参加を希望される方は、是非研究会へのご入会をご検討ください。

■参加費
無料(要事前登録)

■お申込締切
2021年7月15日(木)