「デジタル・フォレンジック」の普及・促進を図り健全なIT社会の実現に貢献する
一覧
  • HOME »
  • 一覧 »
  • 第14期

第14期

第505号コラム「体感治安について」

舟橋 信 理事(株式会社FRONTEO 取締役、株式会社セキュリティ工学研究所 取締役)
ある会合での講演をきっかけに、地域における治安情勢と体感治安について調べてみたところ、刑法犯認知件数などの減少が、必ずしも地域の体感治安の低下や個人の犯罪被害に対する不安感払拭につながっていないことが分かった。警察白書の犯罪統計をみると、我が国の刑法犯認知件数は、街頭犯罪や侵入犯罪の急激な増加等により、平成8年から7年連続で戦後最多を更新し、平成14年には約285万件に達した。

第504号コラム「10大脅威2018から見る日本のセキュリティ事情」

須川 賢洋 理事(新潟大学大学院 現代社会文化研究科・法学部 助教)
今年もIPAから『情報セキュリティ10大脅威 2018』が発表された。初めて発表されてから今年でちょうど12年目になる。選考会メンバーの中にはデジタル・フォレンジック研究会の会員の方のお名前も多くお見受けする。以前は3月末に解説文書と共に順位が発表されていたが、一昨年くらいから2月末にまず選考結果となる順位のみを先に発表し、解説文は3月末に発表するというやり方が取られている。2018年版の詳しい解説版も3月下旬に公開される予定である。

第503号コラム「医療訴訟における医療水準と医療の質」

和田 則仁 理事(慶應義塾大学 医学部 一般・消化器外科 講師)
裁判所の統計(http://www.courts.go.jp/saikosai/iinkai/izikankei/)によれば、医事関係訴訟事件の新受件数は近年微増傾向にあり、平成28年は878件でした。審理期間は短縮されつつありますが、全事件の平均期間が6.5か月であるのに比べ、24.7か月と長期間になっています。なお、他の類型では公害差止め(33.8か月)、建築瑕疵損害賠償(24.8か月)も長期に及ぶ訴訟となっています。医療裁判では、特に鑑定を要する裁判で審理期間が長くなっており、専門的な判断を要する医療訴訟ならではの事情があるようです。

第502号コラム「電子投票ふたたび(?)」

湯淺 墾道 理事(情報セキュリティ大学院大学 学長補佐、情報セキュリティ研究科 教授)
総務省の投票環境の向上方策等に関する研究会は平成26年5月に第1回研究会が開催され、これまで平成28年9月、平成29年6月の2度にわたり報告書を公表している。3度目の報告書の公表を目指して、平成29年12月から研究会が再開された。

「技術」 分科会(第14期第4回)

開催日時:平成30年3月19日(月) 19:00~21:00
演題:「初動対応とファスト・フォレンジック」
講師:山崎 輝 氏(株式会社サイバーディフェンス研究所 情報分析部 上級分析官)

Page 2 / 17123»
寄付者ご芳名
入会のご案内
ご登録情報の変更
  • facebook
  • twitter

サイト内検索

PAGETOP
Copyright © NPO Institute of Digital Forensics. All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.