「技術」分科会
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当日配布致しました資料及びご講演風景を公開いたします。
※本ホームページに記載している資料及び写真の無断転載および複製を禁止致します。

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開催日時: 2022年3月8日(火)19:00~21:00
題    目: 集団防衛の手法によるインシデント発生前の予兆分析と初動対応の迅速化およびその事例
開催場所:東京都南部労政会館 第5・6会議室(2室を開放して使用)
※参加費無料(要事前登録)

■講師
池川 史憲 氏(IronNet Cybersecurity Japan 合同会社 シニアセールスエンジニア)

■講演内容
米国国家安全保障局の初代長官であるキース・アレキサンダー将軍(退役)が提唱する国家・業界・組織に対するサイバー防衛の取り組みである集団防衛の手法とその事例。組織のセキュリティー部門が抱える様々な課題に対して弊社がどのように取り組み、インシデント発生後に行う対応から予兆分析による事前の対策へ切り替え、どのようにSOCチームの労力を改善し、日々のトラフィックノイズに潜む通信を最新の分析・学習を活用することで労力を軽減し、従来の脅威インテリジェンスで把握できていなかった現在進行形の脅威に対する可視化について実際弊社で観察された技術的な内容および、アジア太平洋地域で国家規模でこの取り組みが進むシンガポールでの事例などをご説明致します。

■講師略歴
◆日立システム(現日立ソリューションズ)社にて金融プロトコル変換製品、プロキシ関連製品(ログ解析)、日立顧客のMCS向けセキュリティー対策・要塞化など設計・開発・実装・更改の各種業務に従事。日立の国内金融向けシステム標準化および国内初Linuxシステムのメガバンク導入を担当。
◆米Sendmail(現Proofpoint)社にてTS、およびシニア PSとして6つ以上の国内ISP、金融機関などへスパム(シグネチャベース、スピアフィッシング対策など)・AV、暗号化、ID管理(LDAP)、DNS、ログ管理、DLPを活用したコンプライアンス対策、誤送信防止の設計・実装・開発・保守・技術者向け教育に従事。
◆独SAP社にて認証システム、検索システムの設計・実装・テストを含めたプロジェクトに携わり、その後CoEとしてActive Global Supportの業務に従事。
◆英Clearswift社にてTEとしてメールやクラウド向けセキュリティー(CASB)、DLP製品群、暗号化や上司承認・パスワード自動化実装、多層化防御の提案、設計、コンサルティング業務および日立システムとのOEMプロジェクトに従事。
◆米Guidance Software(現OpenText- EnCase開発元)社にて代表取締役、CSIRT/SOC向けフォレンジクスを活用した米国の軍事向けに開発されたEDRサイバーセキュリティー(大統領令に対応)製品の提案・設計・導入・実装・教育および国内機関・企業・法務執行機関への適用に携わる。EDRとIR分野確立のための活動に従事。
◆米HPE社が買収したVoltage Securityにてゼロトラスト手法にてポリシー制御によるデータ中心型の匿名化・仮名化・形式維持暗号・IBEとHSM(Atalla)の鍵管理を活用したデータセキュリティーを決済セキュリティー向けに金融機関へ提案、カード系企業向けPCIDSS関連の提案・システム設計・実装に従事し。アジア太平洋地域を担当し、各国の金融機関向けの提案、実装、教育に従事し、事業分割後は製品統合に伴いSIEM、DevSecOps、UBEA製品群の提案に携わる。
◆2020年より現職。

■ご講演資料 

■ご講演風景
 

■開催場所
東京都南部労政会館 第5・6会議室 地図はこちら
※JR大崎駅南口左側「ゲートシティ大崎ウエストタワー」内2階

■参加人数 20名

■参加条件 IDF会員・オブザーバー

■参加費 無料(要事前登録)