コラム第948号:「プロンプトフォレンジックと企業の文書管理規定」
第948号コラム:池上 成朝 幹事(株式会社FRONTEO/IDF 安全保障提言WG 幹事)
題:プロンプトフォレンジックと企業の文書管理規定
先日、久々に米国弁護士と日本企業を訪問する機会がありました。デジタルフォレンジックのテーマで日本企業を訪問すると、必ず文書管理の話題になるのですが、今回は「プロンプトの証拠をどう扱うべきか」とのトピックで議論が活発に進みました。
数年前から米国では、刑事事件においてプロンプトの情報を有効な証拠とし、有罪と確定する事案が多く報道されており、それが拡大し民事裁判でも証拠として採用されている事例が増加中であると弁護士から話されました。
そのため、これ迄のメール・チャットやオフィスファイルに加え、プロンプトも証拠開示要求される事案が増え、まず「出す、出さない」の議論が白熱するようです。
これまでのキーワードでのフォレンジックと比べて、よりカストディアンの意思がはっきり表現されるので当然だと思います。
