朝晩が涼しくなり、秋を感じる気候となって参りました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

本日は、メールマガジン第2号をお送りさせて頂きます。
今回は、コミュニティ2014プログラムの概要(1日目)をご紹介致します。
次回メルマガ第3号では、コミュニティ2014プログラムの概要(2日目)をご紹介する予定ですので、ご期待下さい。
また、今後も逐次、最新情報をご案内致します。

尚、コミュニティへのご協賛、ご参加申込も随時受付けております。
皆様のお申込をお待ちしております。

【デジタル・フォレンジック・コミュニティ2014ご案内ページ】
☆★https://digitalforensic.jp/home/community-11-2014/★☆

≪プログラム 1日目≫

□■■ 2014年12月8日(月) ■■□

1 開会挨拶  (10:00~10:10)
佐々木 良一 氏
(デジタル・フォレンジック研究会 会長、
東京電機大学 未来科学部 情報メディア学科 教授)

2 基調講演1 (10:10~11:00)
「ビッグデータを巡る諸問題 ―フォレンジック的な観点から―」
上原 哲太郎 氏
(立命館大学 情報理工学部 情報システム学科 教授、
デジタル・フォレンジック研究会 理事)

概要:
ビッグデータ関連技術は、新産業創出の要でもありますが、プライバシーの新たな危機を生みかねないものとしても捉えられています。フォレンジック的な観点からもビッグデータの活用が進んだ社会においては、そのデータ量から来るフォレンジック処理の困難さが問題になるだけでなくプライバシー保護技術の向上が追跡可能性の低減を招く可能性も高くなっています。
本講演では、ビッグデータ活用が進むにつれてフォレンジック関係者が直面すると思われる新たなチャレンジについて整理致します。

3 基調講演2 (11:10~12:00)
「サイバーセキュリティ戦略本部の発足とフォレンジック」
林 紘一郎 氏
(情報セキュリティ大学院大学 教授、
デジタル・フォレンジック研究会 理事)

概要:
情報セキュリティのリスクが、実空間からサイバー空間へと重点移動し、攻撃が高度化・深刻化している実態を踏まえ、サイバーセキュリティ戦略本部と内閣サイバーセキュリティ官(室)の設置が志向されています。
本講演では、現在の情報セキュリティ政策会議の一員として、その流れを概観した後、当研究会が考察してきたフォレンジックの役割がどのように変化するのか、あるいは変化が期待されているのか、について私見を述べます。

4 省庁講演  (13:30~14:20)
「ビッグデータに対する警察の取組状況(仮)」
野本 靖之 氏
(警察庁 情報通信局 情報技術解析課
高度情報技術解析センター所長)

概要:
ネット利用の拡大にあわせて流通する情報量も増大しており、サーバー、パソコンやスマホの巨大化したストレージに大量に保存されるようになった。この大量の情報の遍在化は、必要な情報を探し出すという警察にとって基本的な作業を困難にしている。
本講演では、犯罪捜査のためのデジタル・フォレンジックにおけるビッグデータへの対応に向けた課題を提示、警察の取組について説明する。

5 研究会1  (14:40~17:00)
「デジタル依存された大規模イベントにおけるサイバーリスクへの対応」
【座長】
名和 利男 氏
((株)サイバーディフェンス研究所 理事 上級分析官、
デジタル・フォレンジック研究会 理事)

【パネリスト】
上村 昌博 氏
(経済産業省 商務情報政策局
情報セキュリティ政策室 室長)

野本 靖之 氏
(警察庁 情報通信局 情報技術解析課
高度情報技術解析センター所長)

フィリップ モリス 氏
(British Telecom Japan CTO、
ヘッド オブ ソリューション・エンジニアリング
(Asia, Middle East, and Africa 地区担当))

谷川 哲司 氏
(日本電気(株) 経営システム本部
セキュリティ技術センター シニアエキスパート)

概要:
急速にデジタル化する大規模イベント(2020年東京オリンピック等)におけるデジタル・フォレンジック技術の重要性や位置付け等についての情報や認識の共有を図り、ビックデータの解析や事象把握への応用等について各パネリストからの報告、提言を元に議論を行います。

■■企業展示コーナー■■
珊瑚・真珠の間
8日(月)12:00~18:00/9日(火)10:00~15:00
協賛企業各社のフォレンジック製品、セキュリティ製品の展示・説明を行います。

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