第74号コラム「プライバシとトレーサビリティ」
第74号コラム:上原 哲太郎 理事(京都大学 学術情報メディアセンター、IDF理事)
題:「プライバシとトレーサビリティ」
ついに政権が交代しました。これまで大学や自治体での仕事を通じて、長い間に様々なことが制度疲労を起こしている現場を目の当たりにしてきた身としては、これを機にいろいろなことがよい方向に回り始めるのを期待せずにはおれません。ですが、その一方で前政権で決まったことのうち現政権が引き継ぐものと見直すものがどれなのか、依然はっきりしないので、不安に感じていることがあるのも事実です。
例えば、国のIT戦略はどこまで引き継がれるのでしょうか。政局がざわついている中で決まったせいかあまり巷の話題にはなりませんでしたが、今後5年の政府のIT重点政策といえるi-Japan戦略2015が7月6日付で発表されていますが、これの扱いはどうなるのかと思いながら最近また読み直しています。
i-Japan戦略2015(本文)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/kettei/090706honbun.pdf
