第75号コラム「携帯電話機のフォレンジック被害?」
第75号コラム:大橋 充直(ハッカー検事、IDF会員)
題:「携帯電話機のフォレンジック被害?」
1 携帯電話機を利用したデジタル犯罪
携帯電話(機)は、電子メール機能とカメラ機能(写メ)が加わって、またたく間に普及し、「携帯電話は持っていません。」等と言うとエイリアン扱いされる昨今となった。犯行を目撃した通行人が逃走車両のナンバーを写メして捜査に協力したというプラス面もあれば、携帯電話から脅迫メールやワイセツ画像を送信するというマイナス面も顕著である。飛ばし携帯や携帯電話機詐取も未だ続発しており、その身分証明偽装(ID証書の偽造)もあの手この手の感がある。そもそも、各種統計を総合すると,インターネットへの接続はパソコンよりも携帯電話をブラウザとして使う方が多く、サイトやBBSがらみの犯罪は体感で半数近くが携帯電話由来である。
