第20号コラム「米国フォレンジックe-Discoveryの現状」
第20号コラム:池上 成朝 幹事(株式会社UBIC/UBIC North America, Inc)
題:「米国フォレンジックe-Discoveryの現状」
フォレンジックという言葉は米国訴訟における証拠開示ステップでは欠かすことのできない物になってきました。(注:米国訴訟では訴答前にお互いの証拠を開示し合う。現在ほとんどのデータが電子化され開示されている)しかしフォレンジック技術が訴訟業界に深く認識されるまでに時間がかかり様々な変化があったことをお伝えしたいと考えています。
米国のフォレンジックコンセプトに最初に私が対面した2003年にはフォレンジックと言えばより犯罪調査に特化し、数台のPCを丹念に深く調査していく手法でした。またこうしたフォレンジックの知識を多く持つ捜査官が民間企業に多く採用されるようになり同じ技術で企業内の様々な調査を担当するようになっていました。対象者に気づかれないような遠隔解析手法やツールも当時の米国における業界の展示会で多くみられるようになっていました。
