第291号コラム「情報セキュリティ大学院大学の10周年を迎えての感慨」
第291号コラム:林 紘一郎 理事(情報セキュリティ大学院大学)
題:「情報セキュリティ大学院大学の10周年を迎えての感慨」
私の勤める情報セキュリティ大学院大学は、当研究会と同じ2004年の開学だから、今年度一杯で10周年を終える。当研究会は既に記念行事を祝われたが、大学院の方は来年に入ってから、ささやかな催しを企画している。というのも、研究会は発足と同時に成果を出せるが、大学院は修了生を出して初めて結果が出たという印象があり、2005年度に修士の(2007年度に博士の)修了生を出したところが、10年の起点かもしれないからである。
しかし「十年一昔」ということわざの通り、歴史にはそれなりの重みがある。とりわけ、開学前から準備作業に携わり、そのまま教授職を続けてきた者(その間副学長、学長として8年間、経営責任の一端を担っていた)としては、ある種の感慨を禁じえない。そのような気持ちを以下に3点ほど、披露させていただこう。
