第32号コラム「デジタル・フォレンジックの現場にて」
第32号コラム:芝 啓真 幹事(株式会社フォーカスシステムズ フォレンジック システム&サービス室)
題:「デジタル・フォレンジックの現場にて」
本年より「技術」分科会の幹事をさせて頂いています芝と申します。宜しくお願い致します。私が初めてデジタル・フォレンジックと出会ったのは、4年前のことでした。当時はセキュリティ分野に関わる事自体が初めての上、更に「フォレンジック」という言葉の意味が全く分からずとても苦労した覚えがあります。現在はデジタル・フォレンジック研究会の活動もあり、「フォレンジック」という言葉も随分浸透してきたと感じています。
さて、現在私はフォレンジック製品の営業を経て、e-Discoveryや調査等の技術的な業務を行なっています。「デジタル・フォレンジックの現場にて」とタイトルをつけましたが、普段の業務を行なっていると、改めて“人”と“セキュリティ”について感じることがあります。
1,2年前、P2Pソフトウェアによる情報漏えいが毎日と言ってもよいほどニュース等で報道されたことは皆様の記憶に新しいかと思います。最近は真新しさもなくなってあまり話題になりませんが、まだ散見されます。これだけニュースになり、おそらく皆様の職場でもかなりの情報セキュリティ教育が行なわれ、業務で使用するPCだけでなく、個人のPCでもP2Pソフトウェアの使用は控えたほうがよいとの認識は全員が持っていると思います。
