第225号コラム「この夏の出来事とPPDMについて」
第225号コラム:藤村 明子 幹事(NTTセキュアプラットフォーム研究所 セキュリティマネジメント推進プロジェクト セキュリティSEDP)
題:「この夏の出来事とPPDMについて」
このコラムが発行される頃は夏は遠くなり、すでに秋風が吹き始めているかもしれません。
今年の夏、ロンドン五輪のいくつかの競技では審判の権威に疑問が抱かれる場面が続いたことをご記憶の方も多いかと思います。ほとんどの競技では複数人数の審判が立ち会い、試合のあらゆる場面を見届ける仕組みが導入されています。各審判の立場が平等の場合もあれば、主審副審のような形で役割分担がある場合もあります。
このような複数審判制度が行われている背景には、審判も人間であり、ミスがあることを当然の前提として、他の審判でそれを補うという作用もあるでしょうし、万が一、一部の審判が不正を企んだとしても、その者の独断だけで競技ルールや勝敗結果が歪められることを阻止するという作用も考えられます。
