第148号コラム「『八百長のフォレンジック』のはずでしたが」
第148号コラム: 小向 太郎 理事(株式会社情報通信総合研究所 法制度研究グループ 部長 兼 主席研究員)
題:「『八百長のフォレンジック』のはずでしたが」
コラム予告では、「八百長のフォレンジック」というタイトルにしていました。少し遅ればせですが、大相撲の八百長疑惑について、その発覚の過程について思うことを書くつもりだったのです。しかし、1000年に一度の大災害です。ネットの話題としてさえ、カンニング騒ぎに吹き飛ばされてどうでもよくなってきている八百長ネタを、取り上げる意欲がすっかりなくなってしまいました。
私は東京都中央区のオフィスで打ち合わせ中でした。8階建ての建坪の小さいビルなので揺れが酷く、書棚等が倒れて資料が散乱してしまいました。什器備品も結構破損しています。交通網が麻痺して家に帰れない人も、私の周りにもたくさん出ました。しかし、ニュースを見て身の回りの被害が取るに足らないことを思い知りました。
